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しかし剣術上手な格好いい仙道てのはもうよそのサイトでパラレルで拝読して、ブラーボォウ! ってくらい格好よく素晴らしく逞しく美しかったので、ちょっと気が済んでいる。
で、ちょいと抜けたやっとうの先生の最高峰ってのは杉浦日名子さんの「とんでもねぇ野郎」の主人公だと思う。
口から出まかせ、たかったりゆすったりで奢らせて飲む買うって感じなんで、絶対傍に寄りたくないけど、遠くから見てる分には無茶苦茶すぎて面白い。
さすがに仙道はもうちょっと真面目だよと思うので似てるってほどでもないんだけど、なんかすこーしだけ、こんな調子のいい仙道ってのも見てみたいもんだ、的な感じで。
ボロ道場の主! 弟子たちは近所の町人の子5~6名! 好き放題暴れ回っていて、ほとんど託児所! っていう(笑)。
この本はすっごく面白い。この本以外も杉浦さんのお話はどれも面白いので、大好きですが、この本はカラッと明るくて最高です。
あと江戸というと棒手振りっていういわゆる天秤棒担いで売り歩きっていう、アレも微妙に似合うとは思う。
ただ魚はもっとべらんめぇ調で売ってほしい気がするので、信長に。
「見ねぇこのイワシ。さっき上がったばっかだよ。どうでぇおかみさん、たまには尾頭付きとしゃれこんじゃあ!」
とか、かっかっかっか! と笑いながら売りこんで欲しいよね。
花道も魚屋で、「おうおうおう、ウチの魚ならまだ生きてらぁ!」ノブ「なにぃ?」花「見ろい」で、盥というか桶というかを町のおかみさん連中と一緒に信長も覗き込んでいると、花道がコンっと桶蹴ったりしてね。
花「見ろ、まだ生きてる」信長「だああっ!」とか、なんかそういう下らない他愛ない掛け合いをして売り争って欲しい。
絶対可愛い。
仙道は振り売りの魚屋のイメージにはちょっと上品すぎる。
そんな仙道が振り売りするなら金魚がいい。
「きんぎょー…えー…きんぎょぉー…」
仙道ですからね、いい声なんだこれがまた。よく通る声でね。
「おや金魚屋さん。赤いのふたぁつ貰おうかねぇ」とか思わず声かけちゃうよね。
あと、風鈴屋さんも似合う。江戸風鈴。ガラスのガチャガチャガチャガチャいう音とかいいな。けどこれは振り売りっていうよりお祭りの的屋とかな感じか?
それでいうと風車屋さんとかも似合うんだけどなー。すだれに風車いっぱいに挿して飾って、仙道は脇で煙管とか吹いてるといいなー。
って、この風鈴と風車ってのは、モロあれだ、仙道って風のよう。ってイメージからだな、と今気づいた…。
もうひとつ棒手振りといえば「仙道は冷や水売りもいいよね」と思ってたんですが、あれか。
夏の暑い盛りに仙道の涼を感じたいということか!
無意識で私は、仙道に風を求めていたのかー!
うおお。もうすっかり季節は秋なのに、なんで金魚屋仙道ばっか頭に浮かぶのかしら、って、つまりは仙道が爽やかすぎるからか!
うおおお。完全に無意識だっただけになんだか照れちゃうぜー…(ぽ)。
秋~冬っぽい、焼芋だの炭団(たどん・こたつに入れる)だのって、仙道は買ってそうだけど売ってそうではないんだもの。
まあ、振り売りの商人はあんまり似合わないってことかなあ。お店勤めとか本気でしたら、それはそれで番頭までは上り詰めて欲しいけれども。なんならのれん分けで陵南屋の支店長だ!
はー。大好きな仙道と大好きな江戸を好きに語って、とりあえず気が済んだ!
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江戸の絵描きでお金持ち、となるとなんか美人画描いてる人で破天荒な人がいたと思うんだけど、誰だったかなー。
傲慢な金持ちで才能があるとか、あんま好かん…。って思った記憶はあるんだけど好きじゃないだけあって、忘れちゃった(笑)。
という訳でお金持ちのイメージあんまり湧かないんですが、絵描きで金持ちで仙道といったらもう、自堕落ゴーゴーで行って欲しいです。パラレルとして。
吉原で流連(いつづけ)で、彦一が「仙道先生、どうか新作をー!」と頭下げにきてんのに、仙道は遊女の敵娼(あいかた)の姐さんの膝枕で「…面倒くせぇ」とか呟いてますよ。姐さんが一口吸った煙管を膝で寝転ぶ仙道の口に差し出してそれ吸ってる仙道とかに萌えるんですよ!! 私が見たいだけですよっ!
あと、敵娼(あいかた)遊女さんの可愛がってる子(遊女)たちを呼んで、夜は適当に宴会ですよ。
「仙道先生の絵ぇ、生で見たいでありんすなぁ」なーんて下っ端遊女ちゃんのお言葉で、仙道先生は「よし、ここで描こう。紙と墨を持っておいで」で、おお、仙道さんの新作やぁ! 「ついでだから遊んでおいき」と言われてた彦一とかも大注目、ナイスお女郎! とわくわくしてるよ。
んで、紙と筆が用意されたら、さっき生で見たいなと言ったお女郎さん呼んで、仙道はその子に目隠し。
「いやぁ先生、なんでありんしょ?」「いいから。さ、筆をこう持って」と、その子に筆を持たせ、仙道自身も目隠しをして、その子の背後から腕を掴んで、二人羽織みたいな格好で女の子の腕を取ってぐりぐりと半紙に絵を描くよろし。
大人気の仙さんがあの子の腕を取ってアレあんなに密着して、とかで御新造とかはきゃあきゃあ、でもハッと気付いたら敵娼(あいかた)の姐さんのあのお顔、お、怒ってる…。とかでドキドキ、でも姐さんに怒られても、一度は仙さんと密着してみたいものだわよ。とかで部屋は盛り上がってますよ。
「どうれ、どんなのができたかな」って目隠しとって福笑いを楽しむように絵を見た仙道、頼りない素人の女の手を借り目隠しした中での絵ですから当然デキはそれほどでもなく、かといって天才仙道の筆運びですから、目も当てられないってほどでもなく。
「なんだ、案外描けちまうもんだな。おぅい彦一、新作だ、版元にはこいつを渡せよ」
「そんな、わやですわー。後生やで仙道先生ぇ」
とか言いつつ彦一も…でも天才仙道先生の新境地としてこれはこれで…? とか一瞬本気で悩んでるといいね(笑)。それ見て仙道は「あ、こいつ本気にしてそう、嫌な予感…」と半紙破って扇子出して雪にして扇いじゃって「あっはっはー」だ。遊興だからな!
一緒に絵を描いた下っ端姐さんは「アレ残念…」なんて感じですが、敵娼の姐さんを仙道がちらりと伺いますと、未だツーン。そのくらいじゃ許しませんことよ。と、さすが部屋持ち遊女で仙道の敵娼、プライドが高い。
「仕方ねぇな」
と新しく用意した紙に、仙道、今度は一人でさらさらと筆を走らせます。そこに現れたのは墨一色とは思えぬ見事な敵娼の美しい顔でした。
とかで、座はやんやと湧きますし、モデルとして美しさを褒められれば敵娼も悪い気はしません。
さすが仙道先生、うまいことやりよるで。
ま、夜が更けてお引け(各自部屋に分かれてあとはヤルだけ)になったら、敵娼の姐さんは仙道のことを軽くつねるくらいはしとけばいいさ。軽い悋気(りんき)は疑似夫婦・吉原のスパイスさ!
「ええ、ほんに憎い人」
「なぁにおめぇが一等さ」
なあんて夜の行燈の暗い中、衣擦れしゅるしゅる、実のないようなそんな言葉を交わしていればいいさ!
あー。楽しい!! そんな仙道も、見たいったら!!
拍手ありがとうございます!
あなたも多分仙道のこと、嫌いじゃないんですよね!? とか考えて勝手にわくわくしています。
(別ジャンルで押して下さってるなら見当違いで申し訳ない)
さて今週は江戸の仙道推しで行こうじゃないか。ということで、仙道とお江戸。
仙道はね、絵描きも似合うと思うんです。
絵描きには貧乏編と金持ち編があって、どっちも素敵ー! なんで、まずは貧乏編。
彦一にはこれしかないってくらいお似合い、瓦版屋。
「さぁさぁ大変、隣町に河童が出ましたで! なんやこのかっぱ、長兵衛長屋のおかね婆さんと相撲を取りよった。せやけどさすがおかね婆さん、伊達に歳は取りよらへん。一枚上手や、ちゃあんと仏様のまんまを喰って出かけた上で河童を負かし、あっとびっくり河童から皿を取り上げよった。困ったんは河童の沼次郎や、皿なしで仲間のとこには戻られへん。こうなったらしゃあない、おかね婆さんの家で奉公しまっさいうことで、長兵衛長屋に住みついたもんの、河童と人間、そこは色々ずれがある。そこでおかね婆さんが考えた方法っちゅうんがこれがまぁ傑作や。ささ、続きはこれに載ってんでー! 買うてってやー!」
って長いよ。彦一の口上はまあどうでもいいんだよ。
その河童絵とか描いてるのが仙道だと楽しいなー。という話。
瓦版の印刷所である版元で、仙道が「ぃよう、彦一、どうだった。今日は売れたか」とか煙管吹かしてるといいね。
バスケする仙道にあんまり喫煙はしてほしくないんですが、江戸時代の喫煙率半端ない&似合うんだよ仙さんと煙管。
「あきませんわー。なんや河童は食いつき悪いですわ。この前の心中もののがやっぱりようけ売れます」
「心中かー。オレぁあんまり辛いのも悲しいのも好きじゃないんだよなー」
「そんなん言わんとどーんとこう、娘っ子が袖を絞るような切ない絵ぇ描いたって下さいよぅ」
とかやってると、可愛いよね。
魚さんは板前。一善飯屋も似合うけど、もうちょっとだけいい感じの居酒屋風でもいい。で、仙道はいつもツケで飲み食いさせてもらってるといいよね。んでもあんまり魚さんの店に行ってると、芸者の姐さんとかがきちゃうんですよ。もちろん、仙道が呼ぶんじゃなく、姐さんが追っかけで。
「ちょいと仙さん、やっぱりここにいたんだね。近頃とんとお見限りじゃないのさ。仙さんならお代はいらない、アタシが出すって言ってんだろう。仙さんは身ひとつでお座敷にきとくれよぅ」
「はっはっは。そいつぁいけねぇ、姐さんほどの人がこんな貧乏絵描きのお座敷代に身銭を切ったと世間が知りゃあ、姐さんの名が泣いちまわぁ」
「うんもう、仙さんたらそんなことばっかり」
とかで、にこにこしてるけど困ってるなーって辺りで魚さんが助け舟出してくれるといいね。
魚さん「そういや姐さん、山王屋の旦那が、姐さんを探してたよ」「ああら大変、こうしちゃいらんない。じゃあね仙さん、またきっときとくれよう!」とかとか。
魚さん「…すまんな、お前がきたとこをちょうど見つけたらしい」
仙さん「いいえ、助かりました」
で、そろそろ出ようかなと思ってると魚さんがもう一品出してくれて
「新作だから味見して行け」とかってもちろんお代は魚さん持ちだ。
「あ、うまい」ってそのにっこり顔が見れると魚さんも頑張ってまたうまい物作ろうって思うじゃない。
って駄目だ、今日の妄想、あんまり絵描き関係ねぇ! でも「やや貧乏の絵描き仙道」は萌えなんすよ!
お上批判をうまく誤魔化したハズの絵草子が出版禁止になっちゃった(丸損)とか、萌えるんだよ! いい女の出資断る仙道に萌えるんだよぅ!
「あーあ。でもまぁなんとかならぁ」って感じに萌えるんだよーう!
それは油屋。
油って量り売りで、瓶もって行って升(マス)で買うんですって。
で、どうしても最後の方は、雫が落ちるのがゆっくりゆっくり、ぽたん。…ぽたん。に、なるじゃないですか、油。
でもこちとら升一杯分の代金払うんだよ、最後まで入れとくんなよ油屋さん!
という訳で、油屋さんは最後の一滴まで入れ終わるのに、時間がかかる。
ここから、のんびりさぼってたりすると「油売ってんじゃないよ」っとなったらしいよ。
でね、油屋さんってその、最後まで入れ終わるのに時間がかかるから、おしゃべり上手な人がやっぱ人気だったらしいっすよ。
まさにこれ、仙道にぴったりじゃないですか?
なんだろうね、仙道ってすごく話し上手なイメージがある。そんなにぺらぺら喋る訳でもなく、流川・福田並みに小説にならんから喋れキミら(泣)ってこともなく。
物静かって感じではなく、話し上手、聞き上手、のイメージがあるのは、やっぱり突っかかってくる花道や流川をさらりと受け流すからでしょうか。
それも、話をすり替えるとかじゃなく、ちゃんと受けとめた上で柔らかく返す。
ううん、素敵。
仙道の油屋は人気が出ると思うわー。まあ人気が出ない仙道ってのが考えつかないんだけども。
おばちゃんたち、せっせと油あげとか揚げて油消費頑張っちゃうぞ。
「聞いとくれよ仙さん、ウチの宿六ったらさぁ」
「まぁたそんなこと言って。おや、おみつさんいらっしゃい」
「仙さぁん。ちょいとまた一合ばかり油もらえるかい?」
「なんだいおみつ、アンタ一合ずつ買いにくんのかい? 仙さんだって忙しんだ、もうちっと大きな瓶持ってくりゃいいだろうに」
「はっはっは。油屋が忙しくって、油売ってる暇もねぇ、ってね。ウチは構わねぇよ」
とかなんか、おばちゃんに囲まれてもうまいことバランス取ってる仙道が見えるようじゃないですか。
ああ萌える。
でも、日常すぎてお話にはならない(笑)。
お話上手とかでいうと、富山の薬売りとかも似合うと思う。健脚だし。
置き薬見に行く時、そこの子供用にって紙風船だのコマだのってちょっとしたおまけを持って行ってご機嫌伺いするらしい。子供にとって絶対嬉しい外からの優しいお客(向こうも商売だからな)に仙道の人当たりの良さが加わったら鬼に金棒、トップセールス間違いなしっすよ。
仙道兄ちゃんの裾に絡まるようにきゃあきゃあ取り囲む子供たちが見えるようだよ。
肩車してやって、肩車。自慢の長身で。大人気だよ。
江戸の仙道は萌えるわー。
唐突ですが、江戸時代が好きです。といってもあんまり詳しくはないんですが、新選組好きが講じて幕末萌え! てのがあるので。
で、もし江戸時代に仙道がいたら。
庶民の花形職業は大工です。日銭もいいらしいので。
大工の仙さん。よっ粋だねっ。
一人身で長屋住まいの仙道はきっと近所でも人気物。当時では珍しい長身(190はなくてもいい。笑)を活かして棚の取り付けなんてラック楽。
「できたよおかみさん。これでいいかい?」「助かるよ仙さん。いつもありがとね。いくらだい?」「なぁに親方んとこの余った木切れもらってきただけだから。今回はいいよ」「そんな訳にもいかないじゃないのさ」「そうかい? じゃあすまねぇ、そこにある握り飯二つほどもらってもいいかい? これから親方んとこ行くんだけど腹ぁ減っちまって」(にこっ)
出たぁ! ここで必殺「仙道の、にこっ」ですよ!!!
おかみさん「こんなもんでいいのかい?」仙さん「おう。これがホントの朝飯前、ってね。じゃ、また何かあったら言ってくれ」
仙道はねぇ。手が大きいから握り飯二つ、片手で持てるんですよ。
肩に道具箱担いで片手で抑えつつ、片手で二つのお握りをもりもり食べながら往来を歩きますよ。
陵南屋の屋号の染め抜かれた法被姿で中にあの、金太郎の腹掛けというか、黒か紺のアレでね。
その姿が、格好いいわ爽やかだわ、握り飯喰いながらってのがなんだか抜けてて嫌味がないわ、そりゃあ小町たちもきゃあきゃあ騒ぐってなもんでさぁ!
「うまい。中身は味噌だな」なーんて親方んちまで指を舐めなめ行きますと、先輩大工の魚さん辺りが「仙道! いいかよく聞け、親方のとこに今、大事なお客が…」
「お客?」
ってな具合にそこから意外な客がきたり、意外な仕事請け負ったり、どたばたに巻き込まれるとお話にもなるんだろうけど、それは考えつかん(笑)。
誰か書いてくんないかなー。あんまり壮大じゃなくて、日常でいいんだけどなー。