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唐突ですが、江戸時代が好きです。といってもあんまり詳しくはないんですが、新選組好きが講じて幕末萌え! てのがあるので。
で、もし江戸時代に仙道がいたら。
庶民の花形職業は大工です。日銭もいいらしいので。
大工の仙さん。よっ粋だねっ。
一人身で長屋住まいの仙道はきっと近所でも人気物。当時では珍しい長身(190はなくてもいい。笑)を活かして棚の取り付けなんてラック楽。
「できたよおかみさん。これでいいかい?」「助かるよ仙さん。いつもありがとね。いくらだい?」「なぁに親方んとこの余った木切れもらってきただけだから。今回はいいよ」「そんな訳にもいかないじゃないのさ」「そうかい? じゃあすまねぇ、そこにある握り飯二つほどもらってもいいかい? これから親方んとこ行くんだけど腹ぁ減っちまって」(にこっ)
出たぁ! ここで必殺「仙道の、にこっ」ですよ!!!
おかみさん「こんなもんでいいのかい?」仙さん「おう。これがホントの朝飯前、ってね。じゃ、また何かあったら言ってくれ」
仙道はねぇ。手が大きいから握り飯二つ、片手で持てるんですよ。
肩に道具箱担いで片手で抑えつつ、片手で二つのお握りをもりもり食べながら往来を歩きますよ。
陵南屋の屋号の染め抜かれた法被姿で中にあの、金太郎の腹掛けというか、黒か紺のアレでね。
その姿が、格好いいわ爽やかだわ、握り飯喰いながらってのがなんだか抜けてて嫌味がないわ、そりゃあ小町たちもきゃあきゃあ騒ぐってなもんでさぁ!
「うまい。中身は味噌だな」なーんて親方んちまで指を舐めなめ行きますと、先輩大工の魚さん辺りが「仙道! いいかよく聞け、親方のとこに今、大事なお客が…」
「お客?」
ってな具合にそこから意外な客がきたり、意外な仕事請け負ったり、どたばたに巻き込まれるとお話にもなるんだろうけど、それは考えつかん(笑)。
誰か書いてくんないかなー。あんまり壮大じゃなくて、日常でいいんだけどなー。