コクミンのオタク日記。
銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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拍手ありがとうございます!
メッセージ下さった方へは「お返事」のページに返信があります。
気が向いた時に覗いてやってください。
本当にどうもありがとう!
よそのサイト様の仙道語りを再び読み返してにやにやしています(笑)。
あー仙道はいいよね。
自分が思う仙道ってこんな感じ、というのを拝見しては、そうそう判るぅ! とか、ほほぅウチはその場合こうだなぁ、なんて考えてニヤニヤニヤ。
皆さまももっと語って下さい。
今自分が思う仙道に似合うこと。
ダンサー。仙道はダンサーになればいい。
上半身裸で黒スパッツでボレロとかもふんぎゃーってなる。絶対なる。
けどスパニッシュなフラメンコやアイリッシュダンスも絶対に合う。
まあこんなこと言ってるのもヤン・リーピンの孔雀って舞台の宣伝見て、派手じゃのう! 仙道に似合いそうじゃのぅ! って思ったからなんですけど(笑)。
あれ孔雀の恋物語とかって男女でやってるけど、孔雀ってメス地味じゃん。あれじゃダンサーが男女でもオス二羽じゃん。とか考えてまたにやにや。
仙道は女性と踊るのもすっごく似合うとは思うんだけども、ここはひとつ男二人で踊って欲しい。
どちらかが女性パートというのではなく、求愛ダンスで競い合うオスって感じで「オレこんなことできるぜ」「オレここまで跳べるぜ」「オレは」「オレは」って争うように美しさとしなやかさ、力強さや逞しさをアピって男二人でダンス。
萌え。
桜木と、流川と、牧さんと、対戦相手が変わると仙道の艶や輝きも違って見えて、そりゃもう美しいもんですよ。
メッセージ下さった方へは「お返事」のページに返信があります。
気が向いた時に覗いてやってください。
本当にどうもありがとう!
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あー仙道はいいよね。
自分が思う仙道ってこんな感じ、というのを拝見しては、そうそう判るぅ! とか、ほほぅウチはその場合こうだなぁ、なんて考えてニヤニヤニヤ。
皆さまももっと語って下さい。
今自分が思う仙道に似合うこと。
ダンサー。仙道はダンサーになればいい。
上半身裸で黒スパッツでボレロとかもふんぎゃーってなる。絶対なる。
けどスパニッシュなフラメンコやアイリッシュダンスも絶対に合う。
まあこんなこと言ってるのもヤン・リーピンの孔雀って舞台の宣伝見て、派手じゃのう! 仙道に似合いそうじゃのぅ! って思ったからなんですけど(笑)。
あれ孔雀の恋物語とかって男女でやってるけど、孔雀ってメス地味じゃん。あれじゃダンサーが男女でもオス二羽じゃん。とか考えてまたにやにや。
仙道は女性と踊るのもすっごく似合うとは思うんだけども、ここはひとつ男二人で踊って欲しい。
どちらかが女性パートというのではなく、求愛ダンスで競い合うオスって感じで「オレこんなことできるぜ」「オレここまで跳べるぜ」「オレは」「オレは」って争うように美しさとしなやかさ、力強さや逞しさをアピって男二人でダンス。
萌え。
桜木と、流川と、牧さんと、対戦相手が変わると仙道の艶や輝きも違って見えて、そりゃもう美しいもんですよ。
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BL西遊記。5/4から続いてるよ。
---
その後も仙道法師は体が火照って仕方がありません。
ですが桜木は、今度は強く抱きしめたまま唇ひとつ与えてはくれませんでした。
「離せ、よ。お前がヤならオレ自分で……」
かすれがちな声で囁く仙道法師の望みを、桜木はきっぱり否定しました。
「駄目だ」
「っ……!」
悔しくてもがこうにも、桜木の腕はびくともしません。
「なんだよお前、ならお前がすりゃいいだろ? 抱いてくれって言ってんの。それともオレじゃマズくて食えねぇ?」
桜木のものが自分に反応していることは、触れた腹の下で着衣越しにも感じられます。
だからこそ仙道法師は、わざと煽るようなことを言いました。わずかに動く頭を回し、桜木の頬へ再び舌を這わせようともしてみましたが、やすやすと後頭部を押さえられました。
桜木の肩口に顔をうずめながら、仙道法師は観念したように口をつぐみ、体内で暴れる欲望の波に耐えることにしました。
桜木の体温、耳元で聞こえるかすかな呼吸、そして強く抱かれた腕の硬さ、そんなものにすら欲情が募ります。
行き場をなくした脳内の妄想を説伏しようと懸命に経を唱えながら、どれほどの時が流れたでしょう。
ふと体が楽になりました。
気付けば桜木が腕を緩め、顔を覗き込んでいました。
「よし。もう平気になったな?」
言われてみれば確かに、気分は落ち着いています。はぁ、と大きなため息をつくと、仙道法師はにっこりと笑いました。
「ん、なんとか。つき合わせて悪かった」
立ち上がり振り向けば、他の弟子たちの姿が見当たりません。
聞けば一足先に、次の宿営地を探しに行ったとのことです。
「こんな状態のおめーを見せるワケにゃいかねーだろ」
唇を尖らせる桜木の横顔に、仙道法師は小さく自嘲めいた笑みを漏らしました。
「そだな。みっともねーとこ見せちまって、悪かった」
「そうじゃねぇ」
「あ?」
「オレが見せたくなかったんだよっ。おめーがその、あんな、色っぽい……」
口ごもる桜木の頬が朱に染まっています。
「……その割にお前、オレに手ぇ出してくんねーのな」
ぽつりと吐き出した仙道法師の拗ねたような言葉に、桜木は「はっはっは」と嬉しそうに笑いました。
「なんせオレ様の血だからな。栄養満点だ。ヨクボーだなんだって簡単に吐き出されちゃもったいねぇダロ?」
「……え」
「これでおめーにもこの斉天 大聖様の血が流れてるってことだ。おめーもオレの子分にしてやろう」
高笑いを続ける桜木に、仙道法師は肩の力を落としました。
「お前オレの弟子のくせに。弟子の子分の師匠ってありえねーだろ……」
「それによ」
仙道法師の脱力した様子を気にもとめずに桜木は、照れたように地面を見つめます。
「おめーと初めてやるのに、その、薬だ血だってそんなもんで興奮させてる状態じゃ、つまんねーだろ。オリャもっとちゃんと……自分で……」
消え入りそうな呟きも、仙道法師の耳にはちゃんと届きました。
「なに? ちゃんと口説いてくれんの? お前が?」
先ほどまでとは違い、仙道法師の声も弾んでいます。
「くっ、口説くっていうか、……そういうんじゃねー!」
「じゃあどういうのだよ?」
「だああっ。その時がくりゃワカル!」
「その時? くんの? へー。そりゃちょっとオレも楽しみだなあ」
すっかりいつもの掛け合いに戻った仙道法師と桜木は、仲間の待つ次の宿場を、そして取経の地である天竺を目指し、歩いていました。
---
はっはっは。いやもう本当、お付き合いありがとうございます!
よく一週間も続いたなあ。最後流川も福田も沢北も出番なかったけど(ごめん)。
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その後も仙道法師は体が火照って仕方がありません。
ですが桜木は、今度は強く抱きしめたまま唇ひとつ与えてはくれませんでした。
「離せ、よ。お前がヤならオレ自分で……」
かすれがちな声で囁く仙道法師の望みを、桜木はきっぱり否定しました。
「駄目だ」
「っ……!」
悔しくてもがこうにも、桜木の腕はびくともしません。
「なんだよお前、ならお前がすりゃいいだろ? 抱いてくれって言ってんの。それともオレじゃマズくて食えねぇ?」
桜木のものが自分に反応していることは、触れた腹の下で着衣越しにも感じられます。
だからこそ仙道法師は、わざと煽るようなことを言いました。わずかに動く頭を回し、桜木の頬へ再び舌を這わせようともしてみましたが、やすやすと後頭部を押さえられました。
桜木の肩口に顔をうずめながら、仙道法師は観念したように口をつぐみ、体内で暴れる欲望の波に耐えることにしました。
桜木の体温、耳元で聞こえるかすかな呼吸、そして強く抱かれた腕の硬さ、そんなものにすら欲情が募ります。
行き場をなくした脳内の妄想を説伏しようと懸命に経を唱えながら、どれほどの時が流れたでしょう。
ふと体が楽になりました。
気付けば桜木が腕を緩め、顔を覗き込んでいました。
「よし。もう平気になったな?」
言われてみれば確かに、気分は落ち着いています。はぁ、と大きなため息をつくと、仙道法師はにっこりと笑いました。
「ん、なんとか。つき合わせて悪かった」
立ち上がり振り向けば、他の弟子たちの姿が見当たりません。
聞けば一足先に、次の宿営地を探しに行ったとのことです。
「こんな状態のおめーを見せるワケにゃいかねーだろ」
唇を尖らせる桜木の横顔に、仙道法師は小さく自嘲めいた笑みを漏らしました。
「そだな。みっともねーとこ見せちまって、悪かった」
「そうじゃねぇ」
「あ?」
「オレが見せたくなかったんだよっ。おめーがその、あんな、色っぽい……」
口ごもる桜木の頬が朱に染まっています。
「……その割にお前、オレに手ぇ出してくんねーのな」
ぽつりと吐き出した仙道法師の拗ねたような言葉に、桜木は「はっはっは」と嬉しそうに笑いました。
「なんせオレ様の血だからな。栄養満点だ。ヨクボーだなんだって簡単に吐き出されちゃもったいねぇダロ?」
「……え」
「これでおめーにもこの斉天
高笑いを続ける桜木に、仙道法師は肩の力を落としました。
「お前オレの弟子のくせに。弟子の子分の師匠ってありえねーだろ……」
「それによ」
仙道法師の脱力した様子を気にもとめずに桜木は、照れたように地面を見つめます。
「おめーと初めてやるのに、その、薬だ血だってそんなもんで興奮させてる状態じゃ、つまんねーだろ。オリャもっとちゃんと……自分で……」
消え入りそうな呟きも、仙道法師の耳にはちゃんと届きました。
「なに? ちゃんと口説いてくれんの? お前が?」
先ほどまでとは違い、仙道法師の声も弾んでいます。
「くっ、口説くっていうか、……そういうんじゃねー!」
「じゃあどういうのだよ?」
「だああっ。その時がくりゃワカル!」
「その時? くんの? へー。そりゃちょっとオレも楽しみだなあ」
すっかりいつもの掛け合いに戻った仙道法師と桜木は、仲間の待つ次の宿場を、そして取経の地である天竺を目指し、歩いていました。
---
はっはっは。いやもう本当、お付き合いありがとうございます!
よく一週間も続いたなあ。最後流川も福田も沢北も出番なかったけど(ごめん)。
今週はBL西遊記週間で!
土曜日まで続くかな?
---
「あぶねぇっ」
叫ぶと同時に桜木が如意棒をくるりと伸ばし振り回します。
その瞬間、馬上にいた仙道法師の身は福田が素早く敵の目から隠しました。
山中で不意に現れた妖魔相手に、桜木、沢北、そしてヒト型に変わった流川までもが張り切って闘っています。
少し離れたところでその様を眺めながら、仙道法師は視線を動かさず隣に立つ福田に尋ねるように言いました。
「お前も行って暴れてぇんじゃねーの?」
勝負はどう見ても桜木たちが優勢でした。イキイキと跳ねまわる彼らの姿は、自分の護衛だとただつきそわせ、歩かせている時の何倍も楽しそうです。
「オレは、今度だ」
「なに? そういうのもお前ら当番決めてんの? 次襲われたら誰が仙道係、みたいな?」
楽しげな口調で仙道が、福田を覗き込みました。
「そうでもない。けど、その時一番近くにいたヤツがお前を守る。オレはオレの仕事をする」
力強い福田の声に、仙道法師はにっこりと頬笑みました。
「ありがとな。頼りにしてる」
「……おう」
仙道法師のてらいのない笑顔に、福田は少しだけ頬を染めながら頷きました。
向こうでは、妖魔たちをすっかりのしてしまった桜木の高笑いが聞こえます。
「あ、終わったみてぇだよ。行こーか」
言って仙道法師は福田の手を握り、元いた場所へと戻りました。
「大勝利? ……殺してねーよな?」
「はっはっは。当然だ。この天才桜木、斉天大聖さまにかかれば雑魚どもなんざ殺すまでもねぇ」
「なーに言ってやがる。山の端までぶっ飛ばされてたくせに」
「くっ、あれはたまたま油断してだな!」
賑やかな桜木と沢北の掛け合いと打って変わって無口な流川は、仙道法師の姿が無事なのを見ると再び馬へと姿をかえます。
妖魔どもは気を失い、遥か上空、樹の上にくくりつけられていました。
「あれ。あのままでいいの?」
尋ねる仙道法師に、弟子たち全員が頷きます。妖魔の生態まではよく判らない仙道法師は、そういうものかと納得し、再び流川にまたがろうとしました。
その時、頬をこする桜木が目に留まりました。
桜木の頬が赤く汚れているのは、返り血だろうと思っていました。金剛石から生まれたと豪語するだけあって、桜木はめったと怪我をしないのです。ところが、今こすり落としたはずの血が、桜木の頬からまたじくじくと流れています。
「珍しい。お前、怪我したの? 見せて」
人の身でありながら長身の仙道法師は、桜木のすぐ傍へと寄りました。
「んだよ。こんなもん……」
小さいとはいえ傷を負ったせいか、決まり悪げに呟きながら桜木はそっぽを向きます。
その隙に仙道法師は、桜木の傷口へ唇を寄せました。そして意を決したように舌を伸ばし、そっと傷へと触れました。
「なっ」
さすがに驚いたように跳びすさろうとする桜木の腕を掴み、間近で仙道法師が笑いかけます。
「舐めてりゃ治る。……だろ?」
以前、不注意で傷を負った仙道法師の傷を、桜木はそう言って舐めて癒しました。
今度はお返しです。
いたずら心を隠し、にこにこと笑う仙道法師に桜木は少しだけ唇を突出し思案する素振りでいましたが、「そうだな」とひとりごちると強張っていた体の力を抜きました。
仙道法師としては色事に極端な拒絶反応を見せる桜木のこと、きっと筋斗雲でも呼んでどこかへ逃亡するのではと思っていただけに、素直な様子に内心拍子抜けでした。
けれど、傷を舐めるくらいのことで自分が気休めにでもこの弟子たちの役に立つのなら、それはとても嬉しいことです。
常日頃、仙道法師は自分を守るために弟子たちが傷つくことに胸を痛めていました。
それでも桜木が照れて逃げ出してくれれば、自分は余裕ぶって笑っていられたのに。そんな自分の浅はかな計算は見事に肩透かしでした。
花果山育ちの桜木は、幼少の頃からこうして仲間の猿たちと傷を舐めて治していたのだと思うと、仙道法師は、妙にドキドキした自分が恥ずかしくなりました。
心なしか頭が、いえ、全身が熱くなってきます。
「ん。もういい」
桜木の制止の声に、ようやく我に返ったように仙道は体を離しました。
その手首を桜木がグッと掴みます。
「……どうした? おめー、顔真っ赤だぞ」
「あ、え? べつにどうも。なんかちょっと……離せよ」
桜木が掴む手首から、熱がどんどんと伝わってきます。今の自分は端から見ても顔が赤いと判るほどに上気しているのでしょうか。
ただ桜木の頬を舐めたというだけで。
「はな、せ……」
羞恥でしょうか。一度意識してしまうと、どんどんと血が全身を駆け巡ります。心なしか息まで荒くなってきました。それを抑えようと仙道法師は思い切り息を吸い込み、そして。
「センドー? オイッセンドー!?」
崩れ落ちる体を桜木に抱きとめられながら、仙道法師は意識を飛ばしました。
---
つづく。とりあえず明日までは続く。多分。多分かよ(セルフツッコミ)!
こんなんでもお付き合下さるあなた、本当にどうもありがとう!
土曜日まで続くかな?
---
「あぶねぇっ」
叫ぶと同時に桜木が如意棒をくるりと伸ばし振り回します。
その瞬間、馬上にいた仙道法師の身は福田が素早く敵の目から隠しました。
山中で不意に現れた妖魔相手に、桜木、沢北、そしてヒト型に変わった流川までもが張り切って闘っています。
少し離れたところでその様を眺めながら、仙道法師は視線を動かさず隣に立つ福田に尋ねるように言いました。
「お前も行って暴れてぇんじゃねーの?」
勝負はどう見ても桜木たちが優勢でした。イキイキと跳ねまわる彼らの姿は、自分の護衛だとただつきそわせ、歩かせている時の何倍も楽しそうです。
「オレは、今度だ」
「なに? そういうのもお前ら当番決めてんの? 次襲われたら誰が仙道係、みたいな?」
楽しげな口調で仙道が、福田を覗き込みました。
「そうでもない。けど、その時一番近くにいたヤツがお前を守る。オレはオレの仕事をする」
力強い福田の声に、仙道法師はにっこりと頬笑みました。
「ありがとな。頼りにしてる」
「……おう」
仙道法師のてらいのない笑顔に、福田は少しだけ頬を染めながら頷きました。
向こうでは、妖魔たちをすっかりのしてしまった桜木の高笑いが聞こえます。
「あ、終わったみてぇだよ。行こーか」
言って仙道法師は福田の手を握り、元いた場所へと戻りました。
「大勝利? ……殺してねーよな?」
「はっはっは。当然だ。この天才桜木、斉天大聖さまにかかれば雑魚どもなんざ殺すまでもねぇ」
「なーに言ってやがる。山の端までぶっ飛ばされてたくせに」
「くっ、あれはたまたま油断してだな!」
賑やかな桜木と沢北の掛け合いと打って変わって無口な流川は、仙道法師の姿が無事なのを見ると再び馬へと姿をかえます。
妖魔どもは気を失い、遥か上空、樹の上にくくりつけられていました。
「あれ。あのままでいいの?」
尋ねる仙道法師に、弟子たち全員が頷きます。妖魔の生態まではよく判らない仙道法師は、そういうものかと納得し、再び流川にまたがろうとしました。
その時、頬をこする桜木が目に留まりました。
桜木の頬が赤く汚れているのは、返り血だろうと思っていました。金剛石から生まれたと豪語するだけあって、桜木はめったと怪我をしないのです。ところが、今こすり落としたはずの血が、桜木の頬からまたじくじくと流れています。
「珍しい。お前、怪我したの? 見せて」
人の身でありながら長身の仙道法師は、桜木のすぐ傍へと寄りました。
「んだよ。こんなもん……」
小さいとはいえ傷を負ったせいか、決まり悪げに呟きながら桜木はそっぽを向きます。
その隙に仙道法師は、桜木の傷口へ唇を寄せました。そして意を決したように舌を伸ばし、そっと傷へと触れました。
「なっ」
さすがに驚いたように跳びすさろうとする桜木の腕を掴み、間近で仙道法師が笑いかけます。
「舐めてりゃ治る。……だろ?」
以前、不注意で傷を負った仙道法師の傷を、桜木はそう言って舐めて癒しました。
今度はお返しです。
いたずら心を隠し、にこにこと笑う仙道法師に桜木は少しだけ唇を突出し思案する素振りでいましたが、「そうだな」とひとりごちると強張っていた体の力を抜きました。
仙道法師としては色事に極端な拒絶反応を見せる桜木のこと、きっと筋斗雲でも呼んでどこかへ逃亡するのではと思っていただけに、素直な様子に内心拍子抜けでした。
けれど、傷を舐めるくらいのことで自分が気休めにでもこの弟子たちの役に立つのなら、それはとても嬉しいことです。
常日頃、仙道法師は自分を守るために弟子たちが傷つくことに胸を痛めていました。
それでも桜木が照れて逃げ出してくれれば、自分は余裕ぶって笑っていられたのに。そんな自分の浅はかな計算は見事に肩透かしでした。
花果山育ちの桜木は、幼少の頃からこうして仲間の猿たちと傷を舐めて治していたのだと思うと、仙道法師は、妙にドキドキした自分が恥ずかしくなりました。
心なしか頭が、いえ、全身が熱くなってきます。
「ん。もういい」
桜木の制止の声に、ようやく我に返ったように仙道は体を離しました。
その手首を桜木がグッと掴みます。
「……どうした? おめー、顔真っ赤だぞ」
「あ、え? べつにどうも。なんかちょっと……離せよ」
桜木が掴む手首から、熱がどんどんと伝わってきます。今の自分は端から見ても顔が赤いと判るほどに上気しているのでしょうか。
ただ桜木の頬を舐めたというだけで。
「はな、せ……」
羞恥でしょうか。一度意識してしまうと、どんどんと血が全身を駆け巡ります。心なしか息まで荒くなってきました。それを抑えようと仙道法師は思い切り息を吸い込み、そして。
「センドー? オイッセンドー!?」
崩れ落ちる体を桜木に抱きとめられながら、仙道法師は意識を飛ばしました。
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つづく。とりあえず明日までは続く。多分。多分かよ(セルフツッコミ)!
こんなんでもお付き合下さるあなた、本当にどうもありがとう!
さてさて旅を続ける仙道・玄奘一行。
仙道・玄奘って言いにくいからもう仙道法師でいいよね(無茶か? 笑)。
詳しくは昨日の日記を見てね。
仙道法師は、びっくりするほど妖魔に襲われまくるよ。高僧だから、食うと寿命が伸びるとかウマイとか。
その度に桜木や福田や沢北が助けにきますよ。白馬流川はきっとそれほど助けにはこんじゃろう(笑)。
桜木「無事かっ!?」
仙道「ん、さくら、ぎ」
桜木「なんだどうしたしっかりしろ。くっそテメェ」
敵。「ち。コイツも満更嫌がってなかったのによう」
桜木「なにおう!?」
で、敵をやっつけて。法衣はだけて寝台に乗せられていた仙道を抱えて帰る途中、桜木は仙道の首筋に赤い吸い跡とか見つけちゃうといいわ。
桜木「おめーそれ。食われたのか」
仙道「食われたって言うか。あのさ、妖魔がオレを食いたがるってのも食事ってやつじゃなくていわゆる性的に食うってヤツ? だから別にお前がそこまで心配する必要はねぇよ。そのくらいなら減るもんでもねーし」
桜木「なっ坊主がなに言ってやがる!」
仙道「女犯じゃなきゃ平気。あ、だから女の妖魔の時はお前、助けに来て。清童じゃなくなったら大変大変」
桜木「だああっ。生臭坊主め!」
仙道「えー? 肉は食わないから臭くはねぇだろ?」
桜木「そういうことじゃ、…おい。どうした。具合悪いのか」
仙道「へ、いき。さっきのヤツに薬、飲まされた、だけ…」
桜木「顔真っ赤じゃねぇか。熱か。息も荒いぞ。おいしっかりしろ」
仙道「少し、だけ、休みたい…かな」
桜木「センドー!」
ばびゅーんとひとっ跳び、桜木悟空は洞窟とか見つけてそこにひとまず落ち着きます。
仙道「他の奴ら…心配、して…?」
桜木「ああ。大丈夫だ、さっき分身して使い出しといた。どうだ。熱高いか?」
仙道の額にそっと手を置き熱を確かめようとする桜木。その手の感触にびくんと震える仙道。
桜木「? なんだよ?」
仙道「あ…。悪い…。薬、さ。その…催淫剤でさ。今ちょっと…やべえ」
桜木「……っ」
ごくりと生唾飲み込む桜木。着物の襟もと押さえて身を小さくする仙道。
その様になぜか怒りに似た気持ちを抱き、落ち着かず立ち上がる桜木。握りしめたこぶしが小刻みに震えます。
桜木は、今度は仙道のすぐ傍に膝をつき、正面から仙道の頬を両手で包むようにして、顔を上げさせました。
潤んだ瞳、上気した頬、浅く繰り返される短い呼吸。
いわれてみれば仙道の顔は、欲情しているものでした。
仙道「さくら、ぎ……」
吐息のような声で呟くと、仙道は自分の頬に添えられた桜木の両手に自分の手を重ね、眉間に深く皺を寄せながら瞼を閉じます。
触れられているところが熱くてたまりません。なのにもっとその熱が欲しいと、すがりつきたくなるのをこらえるのがやっとでした。
桜木「……苦しいのか」
低くかすれた桜木の声が、仙道の耳に囁かれました。ぶるりと体がひとつ、勝手に震えます。そんな自分の体が嫌だと、この男の視界から隠したいとでもいうように、仙道は身をよじります。
けれど桜木の手は離れません。
それどころか石洞の壁面へと体を押しつけられました。
座った形で抱きしめられたまま、仙道はなにも見ず、なにも考えずにいれるよう必死で念仏を唱えようとしました。しかし自分を抱き締める、膨大な熱量を持った桜木の力強さが、かすかに首元をくすぐる湿った吐息が、体に染みついているはずの念仏の語句を忘れさせるのです。
「桜木、離せ。多分、何べんか抜きゃ治まると思うから、さ。お前洞窟の入り口で、誰もこねーように、見張って、て」
切れ切れにようやくそう言った仙道の体を、桜木は離すどころかなお一層強く抱きしめます。
「んんっ。きつ、おま……襲うぞ」
ありったけの理性をかき集め、仙道が強がりました。桜木は仙道の体になど興味はないと、妖魔どもの悪趣味ぶりを嘆くようなことを常日頃言っています。
抱きしめる力の強さに気をよくして寄りかかっては、迷惑だろう。今は自分が病気のようなものだからと、暴れないように押さえる為に抱き締めてくれているのだ。
仙道はそう思っていました。
「……襲えよ」
「え?」
「おめーみてーなたかが人間に襲われて、この斉天 大聖さまがどうにかなるワケねーだろう。……好きなようにしてみろよ」
囁かれ、間近で瞳を覗きこまれました。桜木の瞳の奥にははっきりと、欲情の色がありました。
誰かにこの熱を放出させてもらわなければ治まりがつきません。
拒絶を恐れるように仙道がそっと尋ねました。
「お前……相手、オレでも……できる……?」
「ああ」
短い答えとともに、唇が重ねられました。いきなりの刺激に、仙道の体が震えます。
「他の奴に……触らせんじゃねぇ。おめーは……おめーは……」
繰り返される口づけの合間、独り言のような桜木の言葉が静かな洞窟にそっと溶けていきます。
「おめーは、オレのもんなんだよ。おめーが生まれる五百年も前から、おめーはオレのもんなんだよ……っ」
「あ、さくら、ぎ、オレ、キスで……っ」
その後キスで一度昇天した仙道さんが、あっさり薬の効果抜けちゃってすっかり普通で「いやーなんかごめんね?」って桜木に。
桜木は仙道が薬抜けた途端恥ずかしくなっちゃって、結局まだ合体未遂。
そんな二人のBL西遊記!
仙道・玄奘って言いにくいからもう仙道法師でいいよね(無茶か? 笑)。
詳しくは昨日の日記を見てね。
仙道法師は、びっくりするほど妖魔に襲われまくるよ。高僧だから、食うと寿命が伸びるとかウマイとか。
その度に桜木や福田や沢北が助けにきますよ。白馬流川はきっとそれほど助けにはこんじゃろう(笑)。
桜木「無事かっ!?」
仙道「ん、さくら、ぎ」
桜木「なんだどうしたしっかりしろ。くっそテメェ」
敵。「ち。コイツも満更嫌がってなかったのによう」
桜木「なにおう!?」
で、敵をやっつけて。法衣はだけて寝台に乗せられていた仙道を抱えて帰る途中、桜木は仙道の首筋に赤い吸い跡とか見つけちゃうといいわ。
桜木「おめーそれ。食われたのか」
仙道「食われたって言うか。あのさ、妖魔がオレを食いたがるってのも食事ってやつじゃなくていわゆる性的に食うってヤツ? だから別にお前がそこまで心配する必要はねぇよ。そのくらいなら減るもんでもねーし」
桜木「なっ坊主がなに言ってやがる!」
仙道「女犯じゃなきゃ平気。あ、だから女の妖魔の時はお前、助けに来て。清童じゃなくなったら大変大変」
桜木「だああっ。生臭坊主め!」
仙道「えー? 肉は食わないから臭くはねぇだろ?」
桜木「そういうことじゃ、…おい。どうした。具合悪いのか」
仙道「へ、いき。さっきのヤツに薬、飲まされた、だけ…」
桜木「顔真っ赤じゃねぇか。熱か。息も荒いぞ。おいしっかりしろ」
仙道「少し、だけ、休みたい…かな」
桜木「センドー!」
ばびゅーんとひとっ跳び、桜木悟空は洞窟とか見つけてそこにひとまず落ち着きます。
仙道「他の奴ら…心配、して…?」
桜木「ああ。大丈夫だ、さっき分身して使い出しといた。どうだ。熱高いか?」
仙道の額にそっと手を置き熱を確かめようとする桜木。その手の感触にびくんと震える仙道。
桜木「? なんだよ?」
仙道「あ…。悪い…。薬、さ。その…催淫剤でさ。今ちょっと…やべえ」
桜木「……っ」
ごくりと生唾飲み込む桜木。着物の襟もと押さえて身を小さくする仙道。
その様になぜか怒りに似た気持ちを抱き、落ち着かず立ち上がる桜木。握りしめたこぶしが小刻みに震えます。
桜木は、今度は仙道のすぐ傍に膝をつき、正面から仙道の頬を両手で包むようにして、顔を上げさせました。
潤んだ瞳、上気した頬、浅く繰り返される短い呼吸。
いわれてみれば仙道の顔は、欲情しているものでした。
仙道「さくら、ぎ……」
吐息のような声で呟くと、仙道は自分の頬に添えられた桜木の両手に自分の手を重ね、眉間に深く皺を寄せながら瞼を閉じます。
触れられているところが熱くてたまりません。なのにもっとその熱が欲しいと、すがりつきたくなるのをこらえるのがやっとでした。
桜木「……苦しいのか」
低くかすれた桜木の声が、仙道の耳に囁かれました。ぶるりと体がひとつ、勝手に震えます。そんな自分の体が嫌だと、この男の視界から隠したいとでもいうように、仙道は身をよじります。
けれど桜木の手は離れません。
それどころか石洞の壁面へと体を押しつけられました。
座った形で抱きしめられたまま、仙道はなにも見ず、なにも考えずにいれるよう必死で念仏を唱えようとしました。しかし自分を抱き締める、膨大な熱量を持った桜木の力強さが、かすかに首元をくすぐる湿った吐息が、体に染みついているはずの念仏の語句を忘れさせるのです。
「桜木、離せ。多分、何べんか抜きゃ治まると思うから、さ。お前洞窟の入り口で、誰もこねーように、見張って、て」
切れ切れにようやくそう言った仙道の体を、桜木は離すどころかなお一層強く抱きしめます。
「んんっ。きつ、おま……襲うぞ」
ありったけの理性をかき集め、仙道が強がりました。桜木は仙道の体になど興味はないと、妖魔どもの悪趣味ぶりを嘆くようなことを常日頃言っています。
抱きしめる力の強さに気をよくして寄りかかっては、迷惑だろう。今は自分が病気のようなものだからと、暴れないように押さえる為に抱き締めてくれているのだ。
仙道はそう思っていました。
「……襲えよ」
「え?」
「おめーみてーなたかが人間に襲われて、この斉天
囁かれ、間近で瞳を覗きこまれました。桜木の瞳の奥にははっきりと、欲情の色がありました。
誰かにこの熱を放出させてもらわなければ治まりがつきません。
拒絶を恐れるように仙道がそっと尋ねました。
「お前……相手、オレでも……できる……?」
「ああ」
短い答えとともに、唇が重ねられました。いきなりの刺激に、仙道の体が震えます。
「他の奴に……触らせんじゃねぇ。おめーは……おめーは……」
繰り返される口づけの合間、独り言のような桜木の言葉が静かな洞窟にそっと溶けていきます。
「おめーは、オレのもんなんだよ。おめーが生まれる五百年も前から、おめーはオレのもんなんだよ……っ」
「あ、さくら、ぎ、オレ、キスで……っ」
その後キスで一度昇天した仙道さんが、あっさり薬の効果抜けちゃってすっかり普通で「いやーなんかごめんね?」って桜木に。
桜木は仙道が薬抜けた途端恥ずかしくなっちゃって、結局まだ合体未遂。
そんな二人のBL西遊記!
今唐突に思ったんですけど、桜木が孫悟空で仙道が三蔵法師のやおい西遊記とか萌えじゃね!?
西遊記自体漫画でしか知らないんで、まったく詳しくないんだけども。
悟空が天界で暴れた時、罰で岩牢に閉じ込められて「今から五百年後に玄奘(げんじょう。のちの三蔵法師)ってのがくるまでお前そこにいなさい。んで玄奘の手助けするようにね」ってお釈迦様に言われて初めの内は「誰が仏の手助けなんかするもんかい」と強がっていられた悟空もさすがに長いぜ五百年。
自分を救い出してくれる、まだ生まれてもない玄奘の存在に焦がれて、いざ仙道玄奘が現れた時に「五百年、待ったぞ」って言って欲しいなって。
うっとりするわ。身動きできず、苔むしてたり半分岩になった体の、スゲー能力の猿の化け物に会ったその日にプロポーズされてどっきり仙道。いいね!
金閣銀閣は…森重にお願いしたいんだけどもう一人がいないから、金銀は河田兄弟にお願いするか(笑)。
河田が「おーい仙道。…さすがにもう名前呼んだらヒョウタンに吸い込まれるってバレタか」
美紀男「あ、それ美紀男が教えました。危ないからねって」
河田「ばっ、敵に教えるやつが」
悟空桜木「おーい美紀男ー」
美紀男「ふぁーい。あっ」
吸い込まれる美紀男。
そりゃ桜木悟空も「ここね、ここの違い」って頭指差すよな(笑)。
流川沙悟浄でもいいんだけど、沙悟浄って玄奘を前世で七度にわたって殺してんだよね。
で、玄奘の前世のしゃれこうべを七個首からぶら下げている。
しかし今回は殺すことができずに玄奘のお守りというか家来に、という。
因縁オイシイです。流川どう? やる?
流川のスマートさは白馬でもいいような気もするんだけどなー。
玄奘が乗る白馬。
高僧・玄奘の足音がすると周囲の妖怪たちがすぐに気づいて襲ってくるってことで、あの白馬は玄奘を慕って、龍が化けた姿らしいっすよ。
しかも龍の王家の息子。
あ、そうか、流川が龍の白馬やって、沙悟浄を沢北がやればいいよ!
いいよいいよ、ぴったりだよ! よっ二人ともお似合いだぞ(勝手な言い種…)。
あと豚か。猪八戒。…はっ猪八戒を森重が!?
ええい、ややこしいわ(笑)。駄目。ノーカン。森重は敵側でお願いします(笑)。
バスケだと思うと仙道・桜木・流川・沢北。
PGを仙道がやるとして、やはりCが欲しいような気がするな。
くっ。河田兄がこんなに金閣銀閣にピッタリじゃなければ猪八戒にするのに…!
魚住さんもだーい好きだしぜひ仙道ご一行に加わって欲しいとこだけど、魚さんの前で桜木悟空に口説かれるのは仙道も照れるかしらね、なーんてうふふ(BL西遊記だからな)。
ああ、総受仙道の心が休まるように一人くらいお友達ってことで、福田入れとくか福田。
うん、好き。素敵。
こんな面子でさー。
桜木悟空「だああっ。いっつもオレが言ってんだろうが! なんでそうすぐ他人を信用すんだてめー」
仙道・玄奘「てめーって言うなよ。一応今はオレが師匠なんだぞ?」
桜木・悟空「そういうことじゃねぇ! ああもう、いいからおめーはオレの傍から離れんな!」
仙道・玄奘「それってさー…。なに? お前、オレが離れたら寂しい?」
桜木・悟空「だっ、ばっ…! そういうことじゃ」
仙道・玄奘「オレは寂しい。もしもお前がいなくなったらって考えたら、スゲー寂しい」
桜木・悟空「…っ。だから、そ、傍離れんなって言ってんだろが」
仙道・玄奘「うん」(にっこり)
福田・八戒「(…チョロい」(怒ってたのもう忘れてやがる
流川・白馬「(…チョロい」
沢北・悟浄「なあアイツらっていつもああなの? マジで? これからもああなの? オレそれ我慢すべきなの?」
とかっていう。
見たいよ見たいよ。
手ぐすね引く悪役の牧さんも見たいよ見たいよ。
西遊記自体漫画でしか知らないんで、まったく詳しくないんだけども。
悟空が天界で暴れた時、罰で岩牢に閉じ込められて「今から五百年後に玄奘(げんじょう。のちの三蔵法師)ってのがくるまでお前そこにいなさい。んで玄奘の手助けするようにね」ってお釈迦様に言われて初めの内は「誰が仏の手助けなんかするもんかい」と強がっていられた悟空もさすがに長いぜ五百年。
自分を救い出してくれる、まだ生まれてもない玄奘の存在に焦がれて、いざ仙道玄奘が現れた時に「五百年、待ったぞ」って言って欲しいなって。
うっとりするわ。身動きできず、苔むしてたり半分岩になった体の、スゲー能力の猿の化け物に会ったその日にプロポーズされてどっきり仙道。いいね!
金閣銀閣は…森重にお願いしたいんだけどもう一人がいないから、金銀は河田兄弟にお願いするか(笑)。
河田が「おーい仙道。…さすがにもう名前呼んだらヒョウタンに吸い込まれるってバレタか」
美紀男「あ、それ美紀男が教えました。危ないからねって」
河田「ばっ、敵に教えるやつが」
悟空桜木「おーい美紀男ー」
美紀男「ふぁーい。あっ」
吸い込まれる美紀男。
そりゃ桜木悟空も「ここね、ここの違い」って頭指差すよな(笑)。
流川沙悟浄でもいいんだけど、沙悟浄って玄奘を前世で七度にわたって殺してんだよね。
で、玄奘の前世のしゃれこうべを七個首からぶら下げている。
しかし今回は殺すことができずに玄奘のお守りというか家来に、という。
因縁オイシイです。流川どう? やる?
流川のスマートさは白馬でもいいような気もするんだけどなー。
玄奘が乗る白馬。
高僧・玄奘の足音がすると周囲の妖怪たちがすぐに気づいて襲ってくるってことで、あの白馬は玄奘を慕って、龍が化けた姿らしいっすよ。
しかも龍の王家の息子。
あ、そうか、流川が龍の白馬やって、沙悟浄を沢北がやればいいよ!
いいよいいよ、ぴったりだよ! よっ二人ともお似合いだぞ(勝手な言い種…)。
あと豚か。猪八戒。…はっ猪八戒を森重が!?
ええい、ややこしいわ(笑)。駄目。ノーカン。森重は敵側でお願いします(笑)。
バスケだと思うと仙道・桜木・流川・沢北。
PGを仙道がやるとして、やはりCが欲しいような気がするな。
くっ。河田兄がこんなに金閣銀閣にピッタリじゃなければ猪八戒にするのに…!
魚住さんもだーい好きだしぜひ仙道ご一行に加わって欲しいとこだけど、魚さんの前で桜木悟空に口説かれるのは仙道も照れるかしらね、なーんてうふふ(BL西遊記だからな)。
ああ、総受仙道の心が休まるように一人くらいお友達ってことで、福田入れとくか福田。
うん、好き。素敵。
こんな面子でさー。
桜木悟空「だああっ。いっつもオレが言ってんだろうが! なんでそうすぐ他人を信用すんだてめー」
仙道・玄奘「てめーって言うなよ。一応今はオレが師匠なんだぞ?」
桜木・悟空「そういうことじゃねぇ! ああもう、いいからおめーはオレの傍から離れんな!」
仙道・玄奘「それってさー…。なに? お前、オレが離れたら寂しい?」
桜木・悟空「だっ、ばっ…! そういうことじゃ」
仙道・玄奘「オレは寂しい。もしもお前がいなくなったらって考えたら、スゲー寂しい」
桜木・悟空「…っ。だから、そ、傍離れんなって言ってんだろが」
仙道・玄奘「うん」(にっこり)
福田・八戒「(…チョロい」(怒ってたのもう忘れてやがる
流川・白馬「(…チョロい」
沢北・悟浄「なあアイツらっていつもああなの? マジで? これからもああなの? オレそれ我慢すべきなの?」
とかっていう。
見たいよ見たいよ。
手ぐすね引く悪役の牧さんも見たいよ見たいよ。