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コクミンのオタク日記。 銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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たまには森重にも優しくしたりするんだぜ!
という妄想小ネタ。

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「そういやさ、オレ塩キャラメルってのもらったんだけど、食う?」
そう言って仙道が差し出した箱を受け取った森重は、なんとなく一粒、それを口へと入れた。
「ウマイ?」
尋ねる仙道に、「まぁまぁ」と素直に答える。
「まぁまぁかー。オレ、ポテトチップスにチョコレートとかあんまり得意じゃないからさ。それも食ったことないんだけど。ウマイっていうならちょっと貰おうと思ってたのに」
不思議と上機嫌に目元を緩ませる仙道の言葉に、森重は渡された箱を返そうと手を突き出した。
「ん、いや。多分一箱は食わねぇ。ってか一粒もいらねぇんだけど。なんだよお前がウマイって言ったら「どんな?」ってキスしてやろうと思ってたのに」
どこまで本気か、笑う仙道の言葉に森重は思わずごくりとつばを飲み込んだ。
口の中から急に味が消える。ウマイのかどうか判らない。ただ、やたらと唾液が湧いてくる。
「キス……したいのか」
自分で間抜けな言葉だと思った。だが吐き出した台詞をなかったことにする訳にもいかない。
ぐ、と奥歯でキャラメルを噛みしめる森重に、仙道が口角をあげる。
「そうだな、そのキャラメルがウマイならな? どう? ウマイ?」
軽く目を細めた仙道の笑みに飲み込まれそうになりながら、森重は再び喉を鳴らしつばを飲み込む。
「まぁまぁ、だ」
目を逸らしたら負けだ。なぜだかそんな気分になって、森重が低く唸る。
「まぁまぁかよ! 強情だなぁ」
あはは、と弾かれるように声を上げて笑った仙道が、腕を伸ばし森重の坊主頭をざらりと撫でた。

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気まぐれ仙道と強情森重ってのも、お似合いだと思うの。

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仙道と池上さん。

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「いやー仙道、今日もお前、すごかったな!」
「ありがとうございます」
「もうさ、後半30秒でのお前の逆転シュート。あの時のあっちのセンター、見た? 泡食ってたぜ」
「はぁ」
「オレ、仙道になら抱かれてもいいって思ったもん。マジで」
「ははは。そっすか」
「で、どうする? ウチくる? お前んち行った方がいいか?」
「は?」
「抱かれてもいいって言ってんだろ? やっぱハジメテは彼氏んちがいいって言うけど、この場合どっちが彼氏になんだ? オレか? 先輩だしな。いいよウチこいよ仙道、メシくらいかーちゃんに言って」
「池上さん。あの……先日顔洗った時に自分のと間違えて池上さんのタオル使って思わず「くせっ」って言っちゃったことなら謝りますから」
「……そうか」
「はい。すみませんでした」
「……よし、じゃあお前の貞操は今回は不問にする」
「はぁ」
「次はお前の尻、ガンガン狙っていくからな?」
「えええ? え? なんですかそれ。話変わってませんか。え、ちょっとー」
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陵南は仲良し。

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暑いっす。ウチの地域は暑いっす。
ちゅーわけで残暑な森仙。
設定は「夢が見れる機械が欲しい」とかの、仙道と森重は同じ大学のバスケ部同士。ていうアレ。
とりあえず既にデキてる。まあ会話だけなんで深く考えずさらっと。

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「仙道。今日、ウチに」
「ヤダ。行かねぇ。当分お前んちにゃ行かねぇから」
「なんでだよ」
「暑いから。決まってんだろ。お前んちエアコンねーもん」
「…オリァそこで暮らしてんだぞ」
「偉いよねー。そこだけはお前、ホント感心するわ。熱中症に気ぃつけろよ?」
「あれでも夜は、多少は涼しく…」
「ならねー。知ってる。こないだの時なんか汗、凄かったじゃねーかよ。あんなドロドロでやんのもまぁ…それはそれだったけど…」
「ダロ?」
「ヤダ。しません。あんなの、頭おかしい時じゃなきゃできねーっての。あの時ゃ結構飲んでたし」
「今日も飲みゃいいだろうが」
「んー。酒は嫌いじゃねーけど、暑いのはなー。やっぱなー」
「じゃあ、ホテルとか」
「ホーテールー? 生意気。お前金出す? ああでもダメ。ホテルだとお前無茶苦茶すんだろ」
「…なら、あんたんち」
「はぁ? オレ、他人は部屋に上げないことにしてんだよ。却下」
「牧は」
「ん?」
「この前、牧があんたんちになんか忘れ物していったって」
「ああ、うん。あったね。よく覚えてんなお前」
「牧は他人じゃねーのかよ」
「牧さんはそりゃ…特別だから?」
「…」
「妬いた? なぁお前妬いてんの?」
「うるせぇ」
「んっ。バカ、場所考えろ」
「もういい。練習後、最後までいろよ。部室でもシャワー室でもどこでもいいや。…やらせろよ」
「あっは。お前サイテー。そんな誘いでオレが素直に頷くとでも思ってんの?」
「やりたくねぇのか」
「そうは言ってない。お前が、やったらちゃんと帰るって言うなら…ウチきても、いいよ」
「ホントかよ」
「お前がウチくんの、ホントはすごくヤなの。でも、お前んちでやんのは今、もっと最悪にヤなの。だからまぁ、しょうがねぇ」
「ひでー言い種」
「なんで。お前とやんのがヤダとは、言ってねぇだろ?」
「仙道…」
「くっつくな。まだ早ぇよ。練習終わってからな」
「ああ」

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仙道優しいじゃん!

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異種婚は萌える。
ついでに、仙道には「生け贄」とか「供物」とか「犠牲」って言葉がとってもお似合い。酷い。
だって仙道、目立つんだもの。
仙道自身が生け贄になるんでも似合うんだけど、仙道が異種で生け贄捧げられる方でも似合うんだよね。
でも仙道×仙道は似合わない。難しい。

ここはやはり赤い髪の、凡人とは違う桜木さんとかね、鬼として山奥で暮らしていて欲しい気がしますね。お友達に青鬼として洋平配備。
民俗学のフィールドワークで遭難しちゃった仙道が辿りついた山奥の村で、晴子ちゃんが鬼の元への輿入れが決まっててさ、一宿一飯の恩義プラス好奇心で仙道が「あ、じゃあオレがかわりに輿入れしますよ」って。
「輿入れっていっても一晩山の祠ですごして、朝には戻ってくるんでしょ? 熊はこないと思いたいけど、虫とかいそうだし、女の子にそんなことさせるのマズイでしょ。…あ、村の人非難してるとかじゃなくて、こういうのってたまたま居合わせた旅人の役割かなってだけで」
とかなんとか、とりあえず婚礼衣装着て「座ってるだけなら、丈がちょっと合わなくてもなんとかなるって」と、仙道が輿入れするといいね。

赤鬼花道が可愛い女の子が一晩話し相手になってくれるんだ! ってきゅんきゅんしていると、洋平に「ちょっと落ち着けって。日が暮れてからだって」なんてさとされてね。花嫁さんに逢うのは、日没までじっと我慢。

花嫁さん仙道が退屈してあっさり寝入っているところで赤鬼桜木、ようやく登場。衣装の角隠しをそっとめくって「おおお、綺麗だ!」って感動していればいいね。
「へぇ。べっぴんさんじゃねーか。花嫁さん、よだれ垂れてっけど。ハラ座ってんなぁ」
って洋平も笑ってますよ。
「びくびくして逃げ出すよりゃいいだろう」
「そりゃそうだ」
って寝こける花嫁さんの傍でそっと酒盛りを始める赤鬼青鬼。
目が覚めた仙道は、姿は人と変わらない桜木・洋平を見て「…あれ? 村の人? もう婚姻終わり?」なんて言っちゃって、「お前村の子じゃないのか?」「あ」と身代わりが即バレちゃえばいい。

「まさか本当に鬼ってのに会えると思ってなかったなぁ。どうすんの? このあと本当にお床入りってのもするの? それともオレを食うだとか?」
「人間なんかわざわざ食わねぇ。それよりオトコ入りってなんだ。わざわざ男は呼ばねーぞ」
「花道、オトコ入りってのはそうじゃなくてさ」
「あ、男だとやっぱマズイ?」
「は?」
「でもこれはオレが頼んで村の子に無理やり変わってもらったようなもんだからさ、村に祟りとかはナシにしてやって?」
「なんの話だ?」
「あれ? バレたんじゃねーの? オレが男って」
「な…!」
ショックで飛び出す花道。
「あーあ。50年に一度人間の女の子とお話するってのがアイツの心の支えだったのに」
「…ごめん。悪い事しちゃったな。オレちょっと見てくる」
白打掛や角隠しは取ってますが、尻っぱしょりで駆け出す花嫁衣装の仙道さん。
裏の川沿いでしゃがみこんだ桜木を発見。
「男でごめんな? 騙すとかじゃなくてさ、どうしても自分が会ってみたくって」
頑張って機嫌を取る内、なんとか気を直してくれた桜木にほっとして、「なぁもう男ってバレたしさ、化粧とってもいい? なんか顔が窮屈でさぁ」なんて悪びれない仙道の姿に桜木も、自分たちを見て怯えない、敵意をむき出しにしてこない人間と話すのは久しぶりだ、案外コイツもいいやつかも、本当にコイツが女の子だったらこんなに楽に話せないかもしれねーしな、なんて考え始めます。

「ふあー。さっぱりしたー」
ざぶざぶと顔を洗った仙道に、しょーがねーヤツだと笑いながら「ここ。まだ口紅ついてるぞ」と手を伸ばす桜木。
「ん?」
されるがままの仙道の瞳に吸い寄せられた桜木は、残された唇の赤い色に囚われたようにゆっくりと唇を重ねた。

「…花嫁ってやっぱり、お話するだけじゃなかったんだ?」
場の空気を壊さぬようにそっと尋ねた仙道に、桜木は「違う」と静かに答えた。
「こんなの、こんな…。したこと、ねーよ」
ぎゅ、と握りしめられた桜木のこぶしが、わずかに震えている。自分よりはるかに長生きだろう目の前の鬼が、照れたように瞳を潤ませる姿が仙道の胸を打った。
「へぇ。なぁお前、歯ぁ見せて。……ああやっぱ、歯は尖ってんな」
桜木の唇に触れ、発達した犬歯を見ると、今度は仙道が唇を寄せた。そっと伸ばした舌でその犬歯をなぞる。
桜木は驚き、体を大きく揺らしたあと、仙道の背へ腕を回した。
「んっ、舌…噛むなよ?」
口づけの合間、なんとかそれだけ囁くと、仙道は桜木の口内を舌で探る。猫ほどではないが少し舌がざらついている。肉食の証明だろうか。
そんなことを考えていられたのは一瞬だった。
戸惑ってたような桜木の舌が仙道の口腔を、貪るように這い回る。
「ふ、……ぁ……っ」
こみ上げる官能に身じろぎする仙道を、桜木が引き止めた。
「ダメだ。もう、逃がしてやれねぇ」
婚礼の夜は、始まったばかりだった。


みたいなー。
あれ? なんか…あれ? 言いたいことって、こんなだっけ。まあいいや!

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15番っつったらオメー、結構本命(えっ)森重と、ちょっとだけ汚していい聖域(酷い。でも魚さんに比べたら…)美紀男と、あと、我らが陵南には彦一ってのがいましたね!

ごっめーん。覚えてたけど忘れてたー(日本語ムズカシイね)!
だって彦一がユニ着てるのってイラスト集の集合絵くらいじゃない? 本編では背番号出てこなかったじゃない。
でも好きよ、彦一。昨日は忘れててごめんね彦一。
という訳で、陵南小話に彦一も絡めてみたよ。

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「今月のバスケ部通信、テーマは「無人島にひとつだけ持って行くもの」でお願いします」
部室に貼り出す壁新聞用のコメントを尋ねる彦一に、越野がううんと小さく唸った。
「ひとつかー。無人島だろ? 方位磁石とライター、どっちがいいかなー」
練習着に着替えながら声に出して考える越野を横目に、植草が彦一に質問する。
「それ、何泊するの? 危険な動物とかいる? 島に食料はあんの?」
「何泊でもええですよ、漠然と思いついた無人島で。どうせもしもの話やし。あ、でも四次元ポケットとかそういうんは、キリないんでナシで。この世にちゃんとあるもんでお願いします」
「あー。じゃあオレ、ナイフかなぁ。仙道は? 釣り道具とか?」
「うわ、いいな、無人島で釣り。うん、じゃあオレそれにする」
リゾート行きてぇ! と天井を向いてわめいてみせる仙道の言葉に、周囲が笑う。
「彦一は?」
「ワイですか。ワイはそらやっぱりマル秘ノートとペンですわ。脱出までに無人島をチェックしまくったりますわ!」
「ははは! お前っぽい」
お約束になっている返しに、和やかな笑いが取れたと上機嫌の彦一に、福田が首を横に振った。
「ペンとノートだと二つになるから。どっちかひとつ」
「ええっ。そこはそんな厳密なんや? どないしょう、砂浜に書けるんはSOSかアイラービューくらいですやん!」
彦一の言葉にプッと噴き出しながら、植草が「ノート持ってればこう、小指の先噛み切って血文字で」などと言い出す。
「こわっ。猟奇ですやん。チェックノート血染めですやん。そうまでして探らんならん秘密の島ですか! うおぉそこには何が隠されてるんやぁ!」
どんどん話を大げさに盛り上げて周囲を笑わせていた彦一は、そういえば、と福田に目を向ける。
「福田さんは、なに持って行きます?」
「オレは、仙道」
「は?」
福田の答えに、彦一だけでなく名を出された仙道も、何事かと瞬きを繰り返した。
「ひとつだけなら、仙道を持って行く」
「え、持って行くってそんな、仙道さん、モノちゃいますし」
どこまで本気で言っているのか計るようにしながら、彦一は仙道と福田を交互に見比べた。
「多分、ライターやナイフより役に立つ」
言って、福田は仙道の肩を叩く。
「いや、そりゃそうかもしんねーけど、オレだって道具なしでサバイバルとか無理だからね?」
「大丈夫だ。お前ならできる」
「できる……かもしんねーけどさぁ」
話す二人に、越野が「だったらオレも仙道がいい」と言い出した。つられたように周りの部員たちも「じゃあオレも仙道さんで」などと言いはじめる。
「判った。じゃあ今度、みんなでピクニックに行くかぁ」
はっはっは、と笑う仙道の言葉に彦一が、さすが仙道さん、引率力はバッチリや、と目を輝かせながら、笑う。
ピクニックはどうかと思いますけど、のツッコミは、言わずにおいた。

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陵南っ子は仙道大好き。

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