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コクミンのオタク日記。 銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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わーお。拍手やコメントありがとうございます!
個別お返事は「お返事」ってページにあります。
それとは別に、拍手押して下さる方も本当にどうもありがとうございます。
イロモノにもほどがある、もうちょっとこう、そう多くない仙道受の中でも需要のある、男前帝王牧さんとか安定の魚さんとかお似合いです花道とかドキドキするね流川とか、お相手いるだろって自分でも思うんですが、ほらウチは息抜きみたいなサイトだから。
賑やかしのバラン(お弁当の葉っぱ型の)みたいなもんだから。
とは思いつつも、ご反応いただけるとやっぱりものすごく嬉しいです。本当にありがとうございます。

で、宮さんは将来お医者さんとかなってそう、というコメントを下さった方がいらっしゃって、そうよね宮さん賢い幻想は、あってもいいよね!?
と、非常に興奮して頭パーン。という訳でお医者の宮さん×仙道。

外科医とかロレックスな宮さんもとっても素敵なんですが、ここでは小児科を推して行きたい。
宮さんは外見が優しいからね。んで、付き合ってる仙道(バスケットマン)を子供たちの慰問に呼ぶといい。

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「みんな。今日は先生のお友達のバスケットマンが遊びに来てくれたよ」
小児科医としての勤務時間を終えた宮益が、比較的元気な子供たちを集めそう言った。
「こんにちは。仙道彰です、よろしく」
大きな背を丸めるようにして鴨居をくぐり、病棟内の遊び場へ現れた仙道の長身ぶりに、子供たちはいっせいに目を丸くした。
「スッゲー。でっけー」
「パパより大きい…」
知らない大人の登場に戸惑う子供たちへ、仙道がにっこりと微笑みかける。
「ね、仙道。そこのガレージにリングがあるんだ。そこまで30分ほどならこの子たちの外出許可が出てるんだけど、ダンク見せてあげてくれる?」
「お安いご用ですよ」
まとわりつく子供を左右それぞれの腕に抱え上げると、仙道は人懐っこい笑顔で宮益のあとを歩きリングのある場所まで辿りついた。
子供たちを降ろし、宮益からボールを受け取ると感触を確かめるように何度かドリブルをし、仙道がリングを目指し走り出す。
仙道が宙を駆けるように空を舞った。瞬間、時がとまる。次の一瞬にはボールがリングに叩きこまれていた。
「わあぁっ」
子供たちの歓声に、宮益ははっと我に返ると、上気した顔で誰よりも大きな拍手を送った。
「すごいすごいすごい!」
周囲では子供たちが一緒になって手を叩く。
仙道はボールを拾うと、軽く腰を屈めその子たちとハイタッチを交わした。
「すっげー! オレも今のやりてぇ!」
目を輝かせた男の子に、仙道は「いいよ」と笑いかけ、その子を肩車で担ぎ上げる。
「ボールしっかり持って。ハイ、リングの真ん中にーぃ、叩きつける! OK、いえーい」
その二人の様子に自分もやりたいと騒ぎだす子供たちを仙道は順に抱き上げ、時々は肩車で次々にゴールを決めさせる。
子供たちはすっかり興奮し、仙道の長い足にきゃあきゃあと絡みつく。
「はーい。みんな、そろそろ戻るからね。あとは室内で遊ぶよ」
宮益がかけた声に、子供たちから不満と諦めの声が上がった。
「仙道。最後にもう一回」
久々に見た間近での仙道のダンクに、一番喜んだのは僕だ。はしゃいだ自分を照れくさく思いながら宮益が、仙道へ、本日ラストのパスを送る。
と、そのボールが宮益の元へ戻された。
「宮さん。ロングシュートお願いします」
「えっ」
驚く宮益に、仙道が茶目っ気のある笑顔を浮かべる。
「みんな。宮益先生も学生時代、すごい選手だったんだよ。シュートするとこ、見たいよねー?」
「見たーい!」
短時間ですっかり仙道に懐いた子供たちが、張り切った声を上げる。
「ええ? 僕は別にそんな……ハードル上げんなよぅ!」
にわかに集まる子供たちの視線と期待に、宮益が頬を上気させた。しかし仙道の笑顔に乗せられるまま、両手でボールを弾ませながら、リングに正対しつつ距離を取る。
こんな風にリングに向かうのはいつ振りだろう。今の自分にはバスケットよりも大事な、この子たちを早く元気にしたいという希望ができた。
けれど、自分はこの感触を覚えている。ボールが弾む音を、誰に無理だと言われても意地で続けた、あの練習の日々の熱を、バスケットが好きだという情熱を、覚えている。
駐車場の隅に置かれたリングで、地面にはラインなどなかったが、宮益は感覚で覚えている3Pのやや後方、それこそ高校時代にひたすら練習を繰り返した距離辺りに立ち、すう、と息を整えた。
シュッ、と音もなく放たれたボールが、そのままリングへ吸い込まれる。
「すごーい!」
「センセー! オレも、オレも練習したらそんな遠くからボール投げれる? ゴールできる!?」
不意に現れた、いかにもな大男の仙道よりも、これまで身近で接していた体育会系とは言い難い体型の宮益がロングシュートを決めたことに子供たちは目を剥いた。
彼にできるのなら、いつかは自分も、と実感できたのだろう。
「注射が我慢できて、あとそうだな、100日くらいお利口にできたらね」
「えー。100日かよー」
「ボク注射平気。お利口にできるもん。ちゃんと先生のいうこと聞く。そしたら、ね、先生今のシュート教えてくれる?」
「ちゃんとお利口にできたらな」
興奮が収まらない様子の子供たちをなんとか宥めながら病棟へ戻り、あとを任せると、宮益は仙道と一緒に帰る為に車へ乗った。
「遠征帰りで疲れてんのに、今日、ありがとな」
ハンドルを握りながら宮益が、横目でちらりと仙道を窺う。
「いいえ。楽しかったし。みんないい子だったし。宮さんこそ……」
「アッキー」
「ん?」
言葉を遮られた仙道が軽く首を傾げると、宮益は視線をフロントガラス越しの道路へ向けたまま、唇を尖らせる。
「『アッキー』と『義くん』だろ。……二人の時は」
「あ」
 そうだった、と頬を多少赤らめながら仙道が隣を見れば、宮益は自分のセリフに真っ赤になっていた。つられるように仙道も、頬が熱くなる。
「……義くんこそ、ちゃんと家、帰ってます? 目の下、結構クマ凄いっすよ。オレね、遠征先でうまそうなものいっぱい買ってきた。今日義くんと食べれたらいいなって。だからねぇ、時間があるならオレのマンション寄って行きません?」
狭い助手席で、長い足を窮屈そうに収めながら仙道が誘いをかける。
「いいの? やったあ」
言葉こそ無邪気だが、宮益の口調は奇妙に硬い。互いに赤くなったままの頬が、食事だけでは済まないだろう久々の逢瀬を実感させる。
ごく短時間の遊びとはいえ、相手がバスケットボールに対峙した姿がそれぞれの脳裏をよぎる。
抱きつきたいほど格好よかった。
信号が赤に変わる。
早く家につけばいいのに。
二人の焦れる気持ちを溢れさせたまま、車は再び走り出した。

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…。あれ? 書いてる内になんか方向性が変わっちゃった…? もっとラブがよかったのに! 

拍手[5回]

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仙道チャットに参加してきました。
おかげさまで今回も本当に楽しかったです!

きてるよ仙受。ブームだブーム。ぐっときてるよー!

さて本日のタイトルは平沢進さんのインタラライブで3日間ドナーして楽しかった(ハーンドマイク)記念ですが、仙道受の方に課題を出します。

自分の限界にチャレンジで、今考えてるのが宮益×仙道なんだけど、どうっすか。
これは難しい。これは浮かばない。
ただワタクシ、宮さんのことも大好きなんで(ダンクであんまり嫌いな人もいないけど)考えてるのも楽しいので、それは幸い。
まあ、宮さんの為にもやめてやれよって気がね。ひしひしとね。理性というか良心が(笑)。
頑張って考えても、これだけしか。という訳で以下唐突に宮益×仙道。

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「宮、お前彼女できたんだって?」
大学生になってから、久しぶりの高校時代のバスケ部での集まりで、武藤が宮益に尋ねた。
「相変わらず耳が早いな」
武藤の面白がるような表情に、宮益は少し照れた笑みを浮かべる。
「おうよ。なぁどんな子? どこで知り合ったんだよ」
好奇心をむき出した武藤の質問に、宮益は間を置くようにメガネを取って磨き始めた。
「どんなって、そりゃすごく……可愛いよ。歳は一個下で、僕より向こうの方が背が高いんだけどさ、相手もバスケやってんだよね。それで何度か顔あわせてる内に、話が合うしってご飯食べに行ったりして、その辺からまぁ……なんとなく?」
「なんだよ、相手女子バス? スッゲー。やるなお前。海南のユニフォーム取ったことあるんだぜって自慢した? その子の友達、「海南といえば武藤さん紹介して」とか言ってなかった?」
「武藤のことは知ってたけど、紹介してとは言われなかったなぁ」
その時のことでも思い出しているのか、宮益が幸せそうな顔で小さく笑う。
まだ彼女のいない武藤としては、また一人高校時代の友人に恋人ができたというのは由々しきことだが、小さな体で誰よりも努力を重ねてきた宮益のことを思うと、よかったなと純粋に思う。
その子が、宮益を幸せにしてくれますように。漠然と胸の内でそう願う。
宮益が選び、宮益を選んだ子だ。相手はきっと賢くて、言葉のとおり可愛いんだろう。
ちくしょう、そんないい子にはオレが先に逢いたかった。やっかみで悪戯にそう思う。
「今度。絶対紹介しろよな。なんなら今から店に呼べ」
無理を承知で言うと、肩を抱き、武藤は宮益のグラスに自分のジョッキをぶつけて、本日何度目かの乾杯をした。
「ん。……今度ね。アッキーも喜ぶよ。あ、アッキーってのがその、相手の子でっ」
途端顔を赤らめた宮益に、なんだか武藤までが照れくさくなる。
それを誤魔化すように、武藤は宮益の二の腕にパンチを入れる真似をし、そのこぶしをぐりぐりと回してみせる。
「なぁにがアッキーだ、こんのやろお」
イーッと歯を剥き大げさに毒づく武藤の顔を見て、宮益も声をあげて笑いだした。

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アッキー出てこんのかい。
いやだってこれが精一杯っすよ。宮仙。
さあ次はあなたの番です。あなたなりの宮仙を、どうぞ私に読ませて下さい!
というか、えへ、森重×仙道も大募集中でっす。うふ。

拍手[6回]

仙道とドライブ森重編。

いや、いるか森重? どこに需要が? とは思いますが無理やり供給します。

森重とオープンカーでドライブなら、運転は基本森重。ああ見えても運転は荒くない方がいい。
一本道ずーっとまっすぐ、とかで仙道は助手席で爆睡ですが、首ガクンとなっちゃって、「…オレ、後ろで寝るから」って動く車の中そのまま移動で後部座席で爆睡。
そのまま意識がフェードアウト、気がつくと頬っぺたになんか冷たいものが。
「…? え、なに? うわ、雨! 森重、なんでお前まで寝てんだよ!」
気がつくと車は湖を目の前にした森の中で止まっててね。
運転席で、すかーっと寝てる森重の坊主頭をぺちぺち叩いて起こして「幌! 幌!!」って。
以下、唐突に小話形式。

---

慌てて幌をすれば危機一髪、雨は本降りになってきた。
バラバラと天井に響く雨音がやかましい。
周囲が薄暗いのは天気のせいばかりではなく、日が落ちてきているのだろう。再び助手席に移動した仙道は、ちらりとガソリンメーターへ目を走らせた。
幸いメーターはまだ十分な残量を示している。となればこの見慣れない森の中で停車していたのは、ガス欠ではなく森重も純粋に眠くなったということだろうか。
「大体ここ、ドコだよ」
尋ねる仙道へ森重は顎をしゃくり、前方を示す。
やけに切り開かれていると思ったその場所は、目を凝らしてよく見れば青い水をたたえた湖だった。
「あんたナントカって湖、見たがってたろ」
その言葉に仙道は軽く目を丸くして森重を振り返った。以前に何気なく口にした自分の言葉を覚えていたのだろうか。
だが、目の前の場所はあの湖とは方角も大きさも何もかもが違う。
「〇湖はこっちじゃねぇよ。大体あれはこんな色じゃねェし」
それでも、自分が喜ぶだろうと思いこの湖へと回り道をしたのだろうか。それはなんだか嬉しいような気がする。
決まり悪そうに黙り込んだ森重につられるように仙道も口を閉ざした。
特に急ぐ旅でもない。大体今夜の宿すら決まっていないのだ。今日はここで眠るのも悪くはない。
熊などがいなければの話だが。
そう考えると、仙道は小さく噴き出した。
「なんだよ?」
軽く唇を突き出す森重に、仙道が笑いながら答える。
「ん。今さ、ジェイソンが出てきたらオレたち真っ先に殺されるな」
「バカじゃねーの」
突飛な空想のくだらなさに、森重も鼻息を鳴らした。
「あんた、ジェイソン怖ぇの?」
手持無沙汰の与太話、と森重が会話に乗ってくる。外は雨が酷い。夜明かしはともかく、もう少し小降りになるまでここにいてもいいだろう。
「ジェイソン怖ぇよ。あんまり詳しくねーけどさ、オバケじゃなくてチェーンソー持った人間なんだろ? オレ霊感ねぇから、とか言ってる場合じゃねぇもん。ずりぃよジェイソン。怖ぇ」
台詞とは裏腹に、言いながら仙道は肩を揺らし小さく笑っていた。
その顔を見て森重も、楽しそうに目を細めた。
「オレ。ジェイソンより強ぇぞ」
口角を上げ、森重は仙道に向かい、不敵に微笑んでみせる。
「は、ははは!」
予想もしていなかった言葉に仙道は声をあげて笑った。
「森重、ジェイソンにもその調子で挑発しろよ? オレ、その隙に逃げるから」
「逃げんのかよ」
「当たり前だろ、怖ぇもん」
「だから。怖ぇんなら余計、オレの傍にいろよ」
ふ、と真面目な色の混じった言葉にそちらを向けば、森重はフロントガラス越しの湖を睨みつけるようにしている。その耳が少し赤いのは、気のせいだろうか。
「……お前がオレを守ってくれんの?」
仙道とて人並み以上に体格も運動神経もいい。他人にこんなことを言われるのは初めてで、なんだか面映ゆい。
だがこんな雨音だけが響く森の中、二人きりでなら誰かに守られるというのも悪くない。
そう思うと自然、口元に笑みが広がっていた。

---
この森は北海道でもいいんだけど、なんならドイツで。ドイツでお願いします。なんとなくのイメージで(笑)。

拍手[4回]

美紀男、いいよ! 熱いよ! きてるよ美紀男ブーム、自分の中に!
みーきーせん! みーきーせん!

なんですが、元はほら、仙道には森重とかどうかなって。なにが「どうかな」だ。いや、でもいいんすよ森重もこう…。
と思いついたので唐突に森重×仙道。

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「ふう」
仙道はクラブハウス内のシャワールームで汗を流すと、軽く体を拭き、タオルを腰に巻きつけ服を入れたロッカーへ向かう。
下級生が片づけを済ませたあと、一人コートでシュートフォームを見直していた為、遅くなった。周囲に人影はない。もうじきここも消灯の時刻だ。
腹が減った、今から食事を作るのは面倒だ。なにか食って帰ろうか。
そんなことを考えているとロッカールームの扉が開かれた。
反射的にそちらへ目をやると、森重が首から下げたタオルでこめかみを伝う汗を拭いながら近づいてくる。
今日は森重は筋トレで体育館にはいなかった。この時間までやっていたのか、と仙道は視線を戻し、ロッカーを開く。
のっそりと歩く森重は、声をかけるでもなく通り過ぎ、シャワー室へ向かうかと思われたが、仙道の背後までくると立ち止まった。
ゆっくりと伸ばされた森重の両腕が、仙道を挟むようにしてロッカーへとつけられる。
森重が軽く身をかがめ、振り向かずにいる仙道の、耳の辺りに唇を寄せる。その気配に仙道が口を開いた。
「触んな」
いつも穏やかな仙道が身じろぎもせず制止する口調を意に介さぬように、森重は湯上りの石鹸の香りが残る目の前の耳を唇に挟んだ。
「やめろ」
嫌そうに仙道は首を傾ける。
耳以外、どこも触れていない男の体から、こぶしひとつは空いた空間を通してでも、背中越しに熱が伝わってきた。
「森重、自分勝手であんまり慣らしてくんねーから嫌い。もうお前とはしねー」
前方のロッカーを見つめながら淡々と告げる仙道の言葉に、森重は耳をなぶる唇を離した。だが仙道が、ふ、と息をつくと今度は遠慮なく体に腕を回し抱きついてくる。
「なん、だよ」
自分より一回り大きな体に背後から抱きすくめられると、仙道の鼻を森重の汗のにおいが包む。ランニングシャツから伸びた森重の裸の肩が仙道の肌に触れ、ぬるりと滑った。
「ふざけんな。オレ今シャワー浴びたってーの」
勘弁してくれと顎を上げ、呆れたように吐き出す仙道の腰のタオルの中に、森重の手の平が潜り込む。
「んっ。……最悪」
ぎゅ、と強く目をつむった仙道を抱きながら森重が、へへ、と小さく笑いをこぼした。
「優しくすりゃあいいのかよ」
「……バカ野郎」

夜が、はじまる。

---
みたいなー! 
っていうかどうなの、本当にもう…。仙道仙道愛してる仙道って言いまくって最初の小話が森仙なの!?
でもほら、こんな仙道が美紀男に逢うと…癒されるぅ!

で、このクラブハウスってどこよ。これいつよ。
あはははは! 全国の人たちと絡ませるのはその辺がねー曖昧でねー。
ってそこか? 問題はそこだけか?

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