コクミンのオタク日記。
銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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「近藤さん。夜桜見ながら一杯って言ってたアレな、今日はやっぱりとっつぁんがぼやいていた件、突っ込んで調べてみたくってよ。桜は明日にしてくれるか」
昼間松平と会った時の様子に、なにごとか気になったのだろう土方が、近藤へ断りを入れた。
今日の為にといい酒を手に入れていた近藤は、一瞬目を見開いたあと、深く溜息を吐く。
「まったくよ。お前がもうちっとバカなら、俺だけのモンだって、閉じ込めたりできんだろうにな」
言っても詮ない事と判っていながら呟いた近藤が、唇を尖らせた。
そのすくめた肩を、土方が軽く叩く。
「そんな事言って、知ってんだぞ」
「ん?」
振り返り首を傾げる近藤の耳元へ、土方が顔を寄せ囁いた。
「アンタ、バカより有能な方が好きだろ。だから俺はコレでいく」
言われた近藤がまじまじと見つめ返せば、土方はニッと口角を上げてみせる。
「もっとアンタを惚れさせてやるし、それに」
一旦言葉を切った土方は、唇を湿すと、さらに声をひそめて続けた。
「俺はいつでもアンタのモンだ。それでも閉じ込めてェか?」
晴れやかに笑いながらも、窺うように眉を上げてみせる土方の、唇を奪う代わりに、近藤はぐんと大きく伸びをした。
「まァったく。有能で男前の副長さんを繋ぎとめるにゃ、こっちも相当気張んねェとな!」
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春の屯所の廊下かなんか。
今も拍手して下さる方がいて、うわーい、嬉しいな! という気持ちで。
ありがとうありがとう。ちゅっ。
昼間松平と会った時の様子に、なにごとか気になったのだろう土方が、近藤へ断りを入れた。
今日の為にといい酒を手に入れていた近藤は、一瞬目を見開いたあと、深く溜息を吐く。
「まったくよ。お前がもうちっとバカなら、俺だけのモンだって、閉じ込めたりできんだろうにな」
言っても詮ない事と判っていながら呟いた近藤が、唇を尖らせた。
そのすくめた肩を、土方が軽く叩く。
「そんな事言って、知ってんだぞ」
「ん?」
振り返り首を傾げる近藤の耳元へ、土方が顔を寄せ囁いた。
「アンタ、バカより有能な方が好きだろ。だから俺はコレでいく」
言われた近藤がまじまじと見つめ返せば、土方はニッと口角を上げてみせる。
「もっとアンタを惚れさせてやるし、それに」
一旦言葉を切った土方は、唇を湿すと、さらに声をひそめて続けた。
「俺はいつでもアンタのモンだ。それでも閉じ込めてェか?」
晴れやかに笑いながらも、窺うように眉を上げてみせる土方の、唇を奪う代わりに、近藤はぐんと大きく伸びをした。
「まァったく。有能で男前の副長さんを繋ぎとめるにゃ、こっちも相当気張んねェとな!」
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春の屯所の廊下かなんか。
今も拍手して下さる方がいて、うわーい、嬉しいな! という気持ちで。
ありがとうありがとう。ちゅっ。
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