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コクミンのオタク日記。 銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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「トッ、トシー!! どうしよう! 大変! 見て」
 言って近藤は机の中から、駄菓子のひょろ長いチョコ菓子を掴んで土方に見せた。
「スゲー。やったじゃん。モテモテだな」
 土方は自身の机にも、いくつか綺麗にラッピングされた小箱が入っているのには気付いたが、引っ張り出して見るまでもないと知らない振りをする。
 その浮かれように笑いながらハイタッチ、と手の平を頭の上で近藤に向けると、はしゃいだ近藤は盛大にバチンと音を立て手を合わせた。
「メッセージとかねェかなァ」
 言いながら元より卒業式前で、既に空になっていた机を覗くが何も見つからない。
「なァ、どうしよ。コレってバレンタインだからだよなァ!?」
 そわそわした様子の近藤に、「そうだと思うよ」と土方が苦笑しながら言えば、近藤は、キラキラとした瞳で「そっかー。だよなァ! 14日だもんなァ!」と嬉しそうに全開の笑顔になった。
「母ちゃん以外に貰うの初めてだよどーしよう。ってか、ああっ。どうしようもう卒業なのに! お返し!!」
 ホワイトディって卒業後だよどうしよう、忍び込んでこの机にお返し入れといたら相手、勝手に取ってってくれるかな? そういった事を熱っぽい目でぶつぶつ呟いていた近藤は、土方の髪をくしゃりと撫でる。
「いいや、お返しは3月なったらトシ、一緒に買いに行こ」
「いいけど。……で、どうすんの。相手、判ってんの?」
 頭、ぐちゃぐちゃになるだろーが、と照れたように髪を整える土方へ、近藤は余計にくちゃくちゃと毛を掻き回す。
「だって、コレ、お前だろ?」
「は?」
「くれたの、どーせお前だろ?」
 でなきゃお前、義理って言ってももうちょっとなんかこう、あんだろー。言って近藤がカラカラ笑う。
「や、別に俺は」
 土方が何やら口ごもっていると、近藤は、えへへとはにかんだ。
「どうせ、俺があげたいのって、お前だし」

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初3Z! とかって言ってもいいものかどうか。
あれだな、アレもコレも描写せずに逃げていて、もうちょっと丁寧に描けばそれなりの長さになりそうなのにな。失敬失敬。

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