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コクミンのオタク日記。 銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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桜木軍団はいいよね。
今妄想してニヤニヤしてんのが、BL的な意味でなく洋平を大好きな大楠の話。

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「赤はとまれだ」
桜木の赤い髪にかけてそう言った水戸の言葉に、大楠は深く感銘を受けた。
「赤はとまれだ。……くーっ。かっけーなぁオイ!」
その時を思い出すと、つい大楠の頬は緩んでしまう。水戸がモテるのは咄嗟にああいう言葉が出るからだと純粋に信じていた。
以来、バスケに夢中になった桜木が他校生との喧嘩に混じることはほぼなくなったが、こぜりあいの度に大楠は、相手を挑発するのにそのセリフを拝借することにした。
だが、大楠は桜木軍団に誓って、他人の手柄を横取りして平気でいるような卑怯者ではない。
ちゃんと言葉の出所は相手に告げる。
「赤はとまれだ。ウチの洋平がそう言ったの、お前ら知らねぇのか」
「赤はとまれだ。ここにいる洋平様の名言を知らねぇヤツがまだいるなんてなぁ?」
それから何度目の喧嘩だろう、その日も暇な与太者どもに絡まれ、裏通りへと出向いた。
「オイオイ。赤はとまれだって母ちゃんに習わなかったのか? 洋平、こいつらにビシッと言ってやれよ」
片頬を歪めながら大楠が軽く水戸を振り返ろうとした。だがその前に水戸の飛び蹴りが大楠の背に決まっていた。
「おめーうるっせー」
「なっ、洋平、てめーなにしやがる!」
相手をそっちのけで喧嘩を始めた水戸と大楠を、野間と大宮が慌ててとめに入った。

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くくく。赤はとまれっすよ。
桜木軍団も大好き。軍団の中でも大楠はホンット悪気のないバカだと思う(酷い。笑)。

拍手など押して下さる方、本当にどうもありがとうございます!
そんなあなたと仙道話が、スラダン話がしたいよ。
どうする、なんの話がいい?
んもー。とりあえずチッスばくれてやる(という演劇を大昔に見た)。

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