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なにすんですかね、サービス。
猫耳カチューシャでも自分でつけて「にゃーん。ほら。萌えって言えよ」とか偉そうに言っててくれてもいいですね。
すっげームカつくけど、ちょっと可愛いなとか思った自分がまたムカつく…! と森重が壁に自分の頭を打ち付けてるといいですね。
さすがの仙道も額からの流血にはびっくう! となって「…なんか、悪ぃ」って反省してカチューシャ取りますよ。
あああ。気まずい沈黙がおりますね(笑)。バレンタイン、終了。酷い。
と、ここで返信してしまいました。
メッセージ、ありがとうございました!
さてさて、バレンタインですね。仙道誕生日説なんてのもありますが、もしそうならおめでとうございます。
でもウチの仙道は4月生まれ。牡羊座がいいなって。
もちろん本日誕生日でみずがめ座なのも、てんびん座とかも似合うと思うけど。
ところで仙道は、バレンタインが大嫌い。
という、ごっつい偏見があります。
沢山沢山チョコおよびプレゼントをもらう&告白されるから。
基本仙道は真面目で優しいんじゃないかと思うので、「受け取ってくれるだけでいいんです」なんて女の子に、「本命以外もらわない」なんてあしらえず、先輩後輩同学年、すべての男たちには「また仙道かよ」「あーあモテる男は違うよなぁ」と冷やかされやっかまれ、ああ面倒くさい。と、なっているような気がします。
でもその不機嫌を表にも出せない。
とりあえず受け取る時に「お返しとかできないけど、いい?」とだけ聞いて「ありがとう」と受け取っている気がします。
あとーあのー。酷いですけど、食わんよ。あくまでウチの脳内仙道の場合ね!
市販品のチョコは欲しがったら誰かにあげたり、一個二個は誰かと一緒なら食べるかな、とは思いますが。
お手紙はどうですかね。読みますかね? 一応お手紙だけは取っておいて、チョコやら他のプレゼントはバンバン捨てる。脇目もふらず捨てる。考えたら捨てられなくなるから、無になって捨てる。
というメージがあります。
お手紙も、ちらっと冒頭読んだだけで「駄目だ」とまとめて引き出しかなんかにしまってそうな気がします。
自分のことをなにも判っていない相手に、褒められるのも嫌だし駄目だしされるのも嫌だし、自分の核心をついて判られるのも嫌だし、もう駄目だ、と。
バレンタインは特に「この子たちの思いを捨てる自分」という罪悪感でいっぱいで、ベコベコにへこんでいるので、お手紙を読んで「嬉しいな」「微笑ましいな」「照れるなあ、それほどでもないよ」なんて考えてあげる余裕すらなく、というイメージ。
んでお手紙は、弱った時、浮かれた時、やさぐれた時なんかに、思い出して読めばいいんじゃないですかね。
時間を置くと「この時オレが好きだと言っていたこの子は今、どうしてるのかな。他のもっと優しい彼氏作って幸せになってるといいな」とか、穏やかな気持ちで読めるんじゃないですかね。
酷いね! 私の妄想が!
いやホント仙道さん、ごめんね。
大学生になったら、「くれるものはもらっときますよー」と、タオルやTシャツなんかのプレゼントは取っときそうな気がしますが。高校の頃はそれすら捨てる。潔癖というか、頑な。
仙道はSIONの「だからこんな俺が嫌いだ」という曲のイメージがちょっとある…。
でも仙道に本当に似合うのは同じくSIONの「砂の城」だと思うんだけども!
うわあ、暗くなっちゃった。基本ラインがこんな暗い人な分、おばか仙道も大好きです!
最近小話づいて、仙道語りが足りん。
もっとこう、感情の赴くままに仙道を褒め称えたい!
という訳で今日は仙道語り。
ウチの仙道は暗いよね…。なんて話をしてもちょっと寂しくなっちゃうので、え、仙道の天女の羽衣話っすか。ああじゃあそれで。
仙道は天女の羽衣の天女役が似合う(正気)。
仙道が水浴びしてるところに通りかかった男が羽衣を見て、なんだこりゃ、きらきらしてる。と羽衣を手に取りますと、仙道さん、水から上半身出した状態で「オレ、それがねーと帰れねぇんだけど?」って。
髪をかき上げる二の腕や、額を伝う水滴のまばゆいこと!
まさにこの世のものではない美貌に目を奪われた男が、思わずぎゅっと羽衣握りしめるのも無理はないことです。
「…まいったな」
瞬きも忘れたように立ち尽くす男と対照的に、仙道は微笑んで水から上がります。
この時、岸辺に立った仙道さんには、喉をのけぞらせて頭をぷるぷる振ってほしい。髪の水気を切る為なんですけどね、のけぞった喉が美しいわ、胸筋の流れが滑らかだわ、たまらんっすよ。下帯(いわゆるふんどし)つけててもいいですけど、全裸でもいいっすよ。
裸なことを気にせず、それどころか完璧な裸体を見せつけているかのようにゆったりと、濡れた体に着物を着る仙道。
「それ。返して?」
その羽衣で着つけ終わりなんだけど、と手を伸ばされて、ようやく男は我に返る訳だ。
で、相手誰がいい?
牧さんだと村の庄屋さんって感じだな。
「オレがいなくても、あんたもう富には恵まれてるでしょ?」
「ああ。だが、伴侶が足りん」にやり。でしょうか。くっそう。帝王め! 格好いいぜ!
花道だときっと、結構早目に羽衣返してくれますね。
「その…悪かったよ。オメーの大事なもの、取っちまってよ」
「え、だって」
「オリャ悪者じゃねーんだ。無理強いはしねー。でも、お前はオレといた方が幸せになれると思う」
「…なんでそう思うんだ?」
「そりゃオレが天才だからだ」
くーっ。惚れるわ。そんなこと言われたら「そっかぁ」って仙道も笑顔になりますよ。
というか基本みんな返してくれるよね。
そこでミッチー。返さないミッチー。とか、萌え(笑)。
それどころか「これ何でできてんだ? 端っこ切って飲み込んだら飛べるようになるとかって売れねーかな?」「やめて下さい、その材質、地上にないんすから」「あ、そっか、似たような布買ってきて、お前がこっちの本物で飛んでみせてよ、この布でホラごらんのとおりって売り込めば」「だから。オレがいるだけであんたもう貧乏はしないんですから。商売するにしてもなんでそんなアヤシイ系なんですか」「こういうのは夢だよ夢。夢を売るんだって。だれもホントにお前が空飛んでるなんて思わねぇって」「でもこの前あんた、三町向こうの流川のヤツに、オレと屋根から飛び降りる勝負してみろって焚きつけたでしょ。オレだって羽衣なしじゃ飛べないんですからね?」「無事だったんならいいじゃねぇかよ」
ってミッチーオチかああ。
浅田真央様、四大陸お疲れ様でした! 最高難易度、現役女子で跳べるの世界で一人だけの3Aや、ほとんど跳んでる人のいない超高難易度3F(トリプルフリップ)-3Lo(トリプルループ)なんて、もの凄いもの見せて下さり本当にどうもありがとう! 大興奮の週末でした。
ホント、あんなのできる人いないんだから、もっと得点出てもいいくらいの凄いものでしたな!
さてさてもうすぐバレンタインだよ!
そんな森仙。
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「悪い。遅れた」
そう言って仙道が、ファミレスで一人座っていた森重の前に現れた。なんとなく眺めていた雑誌から目を上げると、森重が軽く唇を歪める。
「遅ぇよ」
テーブルにはドリンクバーのものらしい、オレンジジュースのグラスのみが乗っている。
「悪かったって。メシは?」
「食った」
「そっか。あ、オレチョコレートパフェ」
仙道が、やってきたウェイトレスに注文した。確かに店内は暖かいが、仙道がそんなものを食べているのを見たことがない。森重が内心珍しがっているのに気づいているのかいないのか、仙道は言葉を続ける。
「さっきそこで先輩に捕まってさ。約束があるって言ってんのに離してくれなくて。……遅れついでにもうひとつ悪いんだけど。このあとオレ、抜けていい?」
「あ?」
言われた言葉の意味が咄嗟に判らず、森重が顔を上げた。軽く背を屈め、上目遣いになった仙道が身を乗り出すようにしてその顔を覗き込む。
「その先輩にどうしてもって頼まれちゃってさ。少し顔だけ出しに行かなきゃならなくて」
「……いいご身分だな」
森重が仙道としていたこの後の予定は、ただ待ち合わせ、飯を食ってから森重の部屋へ行く、それだけのことだった。
元から大した約束だとは言えない。それでも待たせておいてその言い種かと呆れた森重が背もたれにふんぞり返るのに、仙道が片目をつぶり、拝むように片手を上げた。
「ちょっとな。借りがあるんだよ。埋め合わせする。……夜、行くから。サービスしてやる」
口元に笑みを浮かべながら、仙道がその時を匂わせるように軽く目を細める。
からかうなと怒る前に、本能的に森重の喉が鳴った。決まり悪く目線をそらし、森重はこれみよがしに大きく鼻息を吐き出した。
「……勝手にしろ」
「じゃあ夜にな。あ、ここ払っとくから」
にっこり笑って立ち上がった仙道が伝票を掴むのを森重が、もう行くのかと呼びとめる。
「あんた、パフェは」
「ん? ああ。もうすぐバレンタインだろ。お前食え。残すなよ?」
じゃあな、と声をかけ、もう一度楽しげに笑いかけると、仙道は森重の肩を軽く叩き、その場を去って行った。
「お待たせ致しました、チョコレートパフェのお客様……?」
注文主がいないことにためらいながらも、ウェイトレスがパフェを運んでくる。
現物を前にキャンセルをするのも大人げない。仕方なく自分の前に置いてもらうと、森重はさりげなく店内を見回した。
幸い知りあいはいないようだが、自分一人でこれを、ここで食えというのか。
なにがバレンタインだ。嫌がらせに決まっている。
自分の厳つい風貌が周囲にどう見られているかを判っている森重は、脇に置いていた帽子を深くかぶり直し、覚悟を決めてスプーンを持つ。
夜。どんなサービスをしてもらおうか。腹立ちまぎれにそんなことを思いながら森重は、なるべく早く食べきってしまおうとパフェを口へと運び続けた。
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森仙でもチョコレートパフェなお話ができないかなって。
あれっすね、サービスの部分も書いて普通のお話のとこに入れたいですね。
サービスって仙道さん、何してくれるのかなー。
返信不要で宮仙にメッセージ下さった方、ありがとうございます!
あんなイロモノにお優しいお言葉、本当にどうもありがとうございます!
・ところで話はガラッと変わるんですが、仙道はお願いしたらやらせてくれる、というすごい偏見があります。
酷い仙道ファンもいたものですね。
そんな花道と流川と仙道話(てほどでもない)。
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花道「センドー。お前…その、お、お願いしたらやらせてくれるとかって話、マジかよ」
仙道「あ? なにそれ。スゲーな。えー。なにお前、オレにお願いしたくなっちゃった?」
花道「バッ、バカヤロウ! オレはそんなっ」
流川「ヤらせろ」
仙道「おっ?」
花道「ぬあっ。キツネてめーどっから湧いてきやがった!?」
流川「ヤらせろ」
仙道「えー? それお願いじゃねーだろ。命令じゃん。そんなのヤダ。聞けねーな」
流川「……ヤラセテ下サイ、オ願イシマス」
仙道「わあ。どうしよう桜木、オレ流川にお願いされちゃった」
花道「断れ」
仙道「なんで。な、流川。もう一回お願いしてみて?」
流川「オ願イシマス」
仙道「……。ヤベ。きゅんときちゃった。じゃあ流川、行こーか」
流川「ウス」
花道「待て待て待てーい。セッ、センドーにはオレが先にお願いしてんだろーが!」
仙道「……したっけ?」
流川「してねー」
仙道「だよねぇ? じゃあ」
花道「バカモノ! お願いされたからなんて理由でヤルやつがどこにいる! 幸せになるという心構えがなければそんなことしちゃイカン!」
仙道「へー。桜木真面目だなあ」
花道「お前が不真面目すぎるんだ!」
仙道「あーハイハイ。そーね、オレが不真面目なのね、いいよそれで。桜木は不真面目なオレにはお願いする価値もねーと思ってんだろ? そんでいいよ。じゃあな」
花道「ちがっ!」
流川「いい加減どけ、どあほう」
花道「流川……! 元はといえばテメーが!」
仙道「……。なんかさー。ホント二人、仲いいよねー? そんなにヤりたい同士なら、二人ですれば?」
花道・流川「なんでだ!?」
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やっとらんじゃないか! う、うん。でもまぁなんか、こんな感じ? (なにがだ)
仙道のいない仙道話。
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「仙道があんな奴だとは思わなかった」
部室から聞こえた越野の声に、魚住は扉を開けようとしていた手をとめた。
「まぁ……な。でもなんか、そんなとこも一晩寝て落ち着いてみれば、アイツらしいっていうか」
「アイツらしいってなんだよ! そんなの……全然仙道じゃねぇよ……っ」
諦めたような植草の声に被せるように、越野のきつい声が響く。
部活が終わった後、魚住と池上は田岡に呼ばれ次の練習試合についての話を聞いてきた。掃除の一年生たちもとっくに帰っただろう時刻になっていたが、未だ明かりが消えていない部室が気になった魚住と池上が見にきてみれば、この声だ。
池上と魚住は顔を見合わせると、どちらともなく扉に影が映らないようその場にしゃがみ込んだ。
「アイツは……物怖じしねーから」
室内から聞こえるのは福田の声だ。どうやら仙道以外の二年生が三人で、仙道について話しているらしい。
口の前に人差し指を一本立てて、静かにしろと合図をしながら聞き耳を立てている池上につられるように、魚住も体をさらに縮めた。盗み聞きは性に合わないが、今更なんだか出て行きにくい。
「いくらアイツが天才でも、オレはあんなの許せねぇ」
「だからってオレたちに何ができんだよ」
「アイツがそれがいいって言うなら、とめることはできない」
漏れ聞こえる声からすると、怒る越野を植草と福田がなんとか宥めているようだ。
どうしたものか考える、しゃがんだ魚住の足が痺れてきた。見れば池上も同様のようだ。
さっと立ち上がると池上は、腿の辺りを軽く撫でながら部室の扉を開いた。魚住もつられたように立ち上がり、中を覗く。
驚き、目を丸くした越野が次の瞬間、意を決したようにこぶしを握った。
「魚住さん池上さん! ちょうどいい。……聞いて下さい、仙道、アイツッ」
「駄目だ越野」
「なんでとめるんだ!? いいじゃねぇか、この際魚住さんや池上さんにも知ってもらった方がっ」
「魚住さんが、嫌がる」
「そう、だ。そうだよ。こんな話、魚住さんが一番嫌がるって、お前だって……判るだろ!?」
「あっ」
植草と福田にとめられて、越野は俯くようにして口をつぐんだ。
「……すみません、魚住さん。なんでも、ないです」
言葉を濁し俯く二年生たちに、池上が近づく。
「オイオイ。そりゃねーんじゃねーの。気になんだろーが。なんだ? 魚住に言えねーってならオレには言えんだろ? ん?」
越野の首に腕を回し、池上が耳を寄せる。その様子に魚住は、ごくりとつばを飲み込んだ。
自分が一番嫌がる話題とはなんだろう。仙道に関して。バスケのことしか浮かばないが、どうも雰囲気からするとプライベートでのことのようだ。
妙な緊張感で高鳴る鼓動を抑えつつ、魚住もそっと耳を澄ます。
聞こえてきたのは、越野のどこか悲しげな声だった。
「アイツ、アイツ……っ。タ、タン塩を、タレで食うんです……!」
「……あ?」
予想だにしなかった言葉に、池上がぽかんと口を開ける。
「タン塩ですよ!? いや、間違えたなら判る。百歩譲って、他の人間ならそれが好みだって言われても、オレだって判るんです。でも仙道ですよ? あのレモン食いの仙道が、タン塩をタレで食うなんて……っ」
なんの冗談だ、と見回すと、福田と植草も俯きがちに目を伏せている。漂うシリアスな空気が、どうやらふざけているのではないのだと魚住に教えてくれた。
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このあと池上さんが「…それがどうした?」って聞いてくれると思う。
自分は、仙道には悪食のイメージがないので、本当はちゃんとタン塩はレモンで食ってると思う。
この時はきっと「もうどうにでもなれ」とかヤケになってたんじゃないですかね、仙道さんも。
「オレなんて…」と内心ぐれながらタン塩をタレで食う仙道は、悪い奴だぜ…! て感じで非常に可愛い可愛い可愛い。
まあ仙道なら、なにやっても可愛いんだけど!