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が、まあ花道と洋平がデキてない感じで一緒に暮らしてるとこに仙道が転がり込む…だと分が悪いから、仙道の部屋に、何らかの事情で花道と洋平が転がり込むと可愛いな。
そんで三人で暮らしてくれないかな。
きっと可愛い。
洋平と二人して花道をからかってみたり、花道と一緒になって洋平に感心してみたり、花道と洋平二人に「さすが」と言われて満更でもない仙道さんとか萌えませんか。
なんか、花道と洋平にウマイウマイと褒められてホットケーキ焼きまくる仙道さんとか想像すると可愛いんだもの。
「センドーさんも食べたら?」という洋平に「うん」と仙道はにこやかに答えてくれ。
そしてその食べっぷりを見た洋平が、あ、スゲー、バスケットマンってそんなに食うんだ、花道だけ特別じゃなかったんだ。と静かにぎょっとしてるといい。
洋平の得意料理は小魚の唐揚げとかいいな。今適当に思い付いた。
桜木と二人きりの時より、こうして三人でいる時のオレたちは、ずっと仲良しだ。
一対二が二対一になり、時々はそれぞれが一に戻り、三にもなる。
三人で過ごした日々はそんな柔らかな、不思議と居心地のいい、誰も傷つけない空気でできていた。
あまりに完全な三角で、そこに恋愛が絡む余地はなかった。……そのはずだった。
みたいなカンジー。きゃはー。
花仙花もよし、花洋もよし、仙洋…洋仙…? でもよしだけど、仙道の部屋で花洋でくっつかれたら、仙道、いくら温厚っていっても「帰れ」っても言っていいよ(笑)。
細部は忘れましたが、私はそのネタが凄く好きで、今でも時々思い出してニヤニヤします。
ので、本日はそれを仙道さんに当てはめる。
場所は遊園地。今日は憧れの仙道くんとデートなの。
「お待たせ」
そう言って彼は笑う。朝五時起きで眉の手入れをしていた私には、その笑顔が眩しい。
「あ、あれ乗ろっか」
彼が指差したのはジェットコースター。そうね、最初っからお化け屋敷はがっつきすぎよね。いいよ、乗ろう!
最前列の私と彼。コワーイなんて抱きつくには安全バーが邪魔だけど、可愛くきゃあって言わなくちゃ。
動き出したコースター。ガタンゴトン。
「オレさ、前から実は言いたいことがあって」
え、ちょっと待って。ここでなの? ドキン。胸が大きくひとつ鳴った。
「あのさ、オレ…」
上り続けるコースター。ガタゴトいう音に私の鼓動が重なる。
どうしよう、私、私も仙道くんのこと…!
頂点にきたコースターが一瞬、動きをとめる。次の瞬間、彼が叫んだ。
「オレ、ゲイなんだーーーー!!!」
「きゃああああああああ」
告白は告白でもカミングアウトかい。
と、いうネタ(笑)。
恋はいつでもジェットコースター。
するってーとなにかい。仙道、モテるんでござんしょうなぁ。ええ?
という訳で本日は仙道と一般女子妄想。
オリキャラ全開。
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「うわ、見てアレ。まーた仙道呼び出し受けてるよ」
昼休み、ちーちゃんの言葉に窓から渡り廊下を覗けば、クラスメイトの仙道が、確かにどっかの女子に呼び止められている。卒業式を控えたここ最近は、それも見慣れた光景だ。
「三年も必死だよねー」
タチバナはポッキーを齧りながら、そんな様子を軽く鼻で笑い、私に話を振ってきた。
「ミズキってマジ、仙道とはなんでもない訳?」
その言葉に私は、思わず鼻水が出そうになった。
「ないない。ありえない。仙道はない」
勘弁してよと手を振って否定する私に、ちーちゃんとタチバナが畳みかける。
「なんでよ。ミズキ仙道と仲いいでしょ。よく話してんじゃん」
「私聞かれたことあるよ。「ミズキと仙道ってつきあってるの?」って。美術の時、隣のクラスの同じ班の子から」
「ないって」
「否定するほど、ってやつなんじゃないのぉ?」
タチバナが、ちょっと醒めた風でいて食い下がる。からかうなっての。
「仙道はー……。ないでしょ。あれは駄目よ」
「でもさ、ミズキだったらマジで告ったらアリかもよ?」
ちーちゃんはそう言うけど、私が駄目って言うのは、仙道がこれまでに何人断ったとかそんなことじゃない。
「見てれば判るじゃん。仙道、絶対私に惚れないもん。私、ちゃんと自分のこと好きになってくれる人とレンアイしたいタイプだからさあ」
なにを納得したんだか、タチバナは私の言葉に何度も頷きを繰り返した。
「あぁ。あるね。ある。アイツそういうトコあるわ」
「でっしょ? 仙道はナイナイ。恋愛対象じゃない」
「ワカルー」
私とタチバナの話に、ちーちゃんは「そうかなあ?」と首を傾げている。
ちーちゃんは可愛い。優しくておっとりしていて、たぶん仙道が好きになるとしたらこんな子なんじゃないかなと思った。
よく判らないけど、私みたいなタイプは駄目だ。それだけは絶対だ。そう思うとなんだか妙に腹が立ってきた。
「大体仙道、モテすぎ。なんで猫も杓子もよりにもよってアレな訳?」
「アレって言ってもスターでしょ、陵南の。顔もいいし背もあるし」
「まぁね、バスケやってるとこは格好いいしさ、確かに優しいし話しやすいけど」
「……この流れだから言うけどさ、私、最初一瞬だけ仙道に惚れてたことあるよ」
「マジで!?」
この中で唯一彼氏のいるタチバナの話に、私は思わず大声になり顔をあげる。
「だってやっぱ格好いいしね。一年の最初の頃は、ちょっといいなと思ってたよ」
「マジ? へぇ……」
それ彼氏の竹下も知ってんの、なんて聞いてもいいんだろうか。他人のレンアイにどのくらい食いついてもいいものだろう。折角仙道から意識がそれた私に、ちーちゃんが悪気なく呟く。
「ミズキなら仙道とお似合いなのに」
そんなこと言われても。だって、あれは駄目だ。絶対私のものにはならない男だ。
賢い私は、身の程を知っている。謙遜じゃない。私には無理だ。
だから私は、仙道には絶対に惚れない。
その時、仙道が教室へと戻ってきた。私たちがダラダラ話す隣の、自分の席に戻る時に仙道は、目聡くポッキーの箱に目をとめた。
「あ、いいもん持ってる」
「食べる?」
散々仙道で盛り上がったし、告られてる……のかどうかはよく判らないけど、ちょこっと覗いちゃったし。
苦しゅうない近う寄れ、とばかりに慈悲の心で一本差し出せば、仙道は腰を屈めて直接それに齧りついた。
「ちょっ、自分で持てっての!」
驚いて目を剥く私に仙道は「ああ」と今気づいたような顔をしてから笑った。
「サンキュ」
私の手から齧りかけのポッキーを取ると、あっさり残りを食べている。
チャイムが鳴り、ちーちゃんとタチバナがそれぞれの席に戻ったあと、私は自分の鼓動をなんとか抑えようと必死だった。
なんで仙道みたいな男がいるんだろう。なんでそれが私のクラスで、隣の席で、格好いいけど優しいけど、絶対手に入らない男なんだろう。
ドキドキする。嫌だ。自分が自分じゃなくなりそうだ。だけどホントは自分じゃなくなるなんてことあるわけなくて告白する勇気もなくて、くっそう。
仙道なんて、大嫌いだ。
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仙道は罪な人。
今日の日記はヨゴレです(のっけから宣言)。
仙道さん。エロいエロい、体がエロい顔がエロい。と散々言われる仙道さん。
確かに顔も体格も格好いい。最高です。
そんな仙道さんの「お一人様」を考えてみるとですね。
仙道って、一人で…するかぁ?
という思い浮かばない状況なんですが、どうなのそれ。
黒通信的な「製作意図はあれだけよ」ってな、まさに「バーバラ・セクサロイド」(YAPOOSってバンド。戸川純ちゃん。ある意味最高に仙道)な世界の仙道なら、まぁ、一人で何事か致しましても…? って気もしますが、それですら「誰かに見せる」(なんてことだ)ならご自分でなさりそうですが、まったくの一人で、自分の意志でするかってーと、うーん? するか、なぁ…?
その「存在価値はあれだけよ」な人でも、自分の意志で一人でってあんまり想像つかんなぁ。
まあ想像しなくていいだろって話ですけど(笑)! そう言っちゃうとホレ、話が終わるじゃないっすか。
たとえ冷たい目で、やたらさかしげ、かなり手ごわそうな女でさえ夜には腕の中。
遊びも本気もマジメも淫らもまとめてお相手(服部。ユニコーン)。
女性はもちろん、なんなら男相手も、受だってやっちゃうよってな、キャパの大きな仙道さん。
なのに一人でなさるところは思いつかない。
不思議!
これが花道だったりすると、まあ、一人でするよね。という気がする。
流川だと多分ほとんどしない。そのかわり夢(ピー)。
仙道、なんだろうな。バスケで発散しちゃうのか(笑)?
まぁ処理的な感じで淡々とってのは、判らんでもないんだが。
なーんてことを考えていると、仙道は誰かといちゃいちゃ、もしくは肌を合わせるのが好きなだけで快楽自体はそう好きでもないのかもしらんね。なんて結論になったんですけど、どうなのそれ。
あんなに孤独っぽい人がその結論って、なんか泣かせるじゃないの。
この、孤独っぽいってイメージも、仙道のことがワタクシにはよく判らない、作中の周囲に判る人も多分いないってとこからきてるんだろうな。
あっ。ゲス話だったのに、いきなりしんみりオチ!