コクミンのオタク日記。
銀魂・近土話は2012年5月まで。スラムダンク話は2012年7月以降。
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●遊びたいんじゃ! 近土好きな人と遊びたいんじゃ!! という訳でチャットしたいです。
今週末、31(金)の晩か、1日(土)の晩か、誰か遊んでくださーい。その日どっちかで遊べそうで、お時間希望があれば言ってみて下さい。
さて話変わって敬称の事。
独り言。
日記見て下さってる方はもうお気付きかもしれないですが、「近藤さん」と「トシさん」を、どーしても他の名で呼べません。まあトシさんに関しては可愛い可愛い可愛いよーっ! と密かに「トシタン」とか呼んでる事もあるんですが(イタタタタ)。
「沖田」と「山崎」は呼び捨てなのにな。沖田は沖田で「総悟」とも殆ど言わないな。
だからどうした、って言われると、うん、「オフ本の粗筋の時にもつい「さん付け」しちゃってスッキリしないったらないね!」と自分で気になっている、てだけなんだけども。
時々「トシさんトシさんて馴れ馴れしいか?」と自分を落ち着けつつ「土方さん」とも呼ぶんですが。
銀魂内で「トシさん」なんて呼び方してるキャラ一人もいないのにね。不思議。
本文書いてる時は
近藤は土方の手を取ると気取って片膝を付き、うやうやしくその手に唇を寄せた。
とかバリバリ呼び捨てで平気なのにね! っていうか何この例文(笑)!
ひゅーひゅー! 近土さんは今日も仲良しかよお幸せにっ。
「べっ別にアンタの為にお弁当作ってきた訳じゃないんだからねっ」
が、黄金のツンデレならば近土でもやってみようじゃないか。
------
「近藤さん、コレ、頼まれてた弁当作ったから」
ジャンケンに負けた次の日の朝、土方は煙草を吸いながら近藤の部屋へ現れた。手にはちゃんと弁当の包みを持っている。
「ラッキー! マジで!? やったーホントありがとな」
受け取った近藤が相好を崩し、土方の髪をくちゃくちゃとかき回すように撫でた。
「大したモンじゃねェよ」
乱されたままの髪で照れたようにそっぽを向き、煙草を吹かす土方の、白い肌が赤らんでいる。その様子にますます楽しげな表情を浮かべた近藤は、大きな手の平の上に弁当箱を乗せ、あっさり包みを開いた。
「うっわスゲッ。超うまそう!」
その言葉に土方が振り返った時には、近藤は既に唐揚げをひとつ摘んで口に放り込んでいる。
「あっバカ!」
土方が叫ぶのと近藤の目が見開かれたのは、同時だった。
口をもごもごさせながらびっくり眼で自分を見つめる近藤を、土方が軽く睨む。
「……自然解凍。それ、昼前までは凍ってると思うし」
できあいの冷凍食品詰めただけなのがバレたかな、と多少決まり悪く思っていると、近藤がようやく口の中のものを飲み込んだ。
「びっくりしたー。スッゲー冷たいの。でもうまかった。こっちは?」
言いながらカップに入ったきんぴらを一筋摘んだ近藤は、食べる前にその指先の冷たさから、こちらも冷凍と気付いたが、構わず綺麗に切り揃えられた摘んだごぼうを口に運ぶ。
「うまいよ」
「……そうか、そりゃよかった」
短くなった煙草の火種を灰皿で押し消していると、近藤は弁当の蓋を閉じ、丁寧に包み直した。
「玉子焼きはお前だろ?」
近藤の声が弾んでいる。綺麗に渦が巻けず、ただ折り畳んだだけの不恰好な玉子焼きになった。さすがにそれは一目で素人作と判ったのだろう。
「……マヨかけるの、やめといたし」
近藤の嬉しそうにニヤ付いた顔に、土方が照れて言い訳めいた言葉を口にする。
「うん」
近藤の目がますます輝いた。
「玉子焼き位なら見様見真似って思ったけど、考えりゃちゃんと見た事ねェし」
「うん」
早口でぼそぼそと呟いていた土方が、口を噤つぐむ。
「……」
黙り込んだ土方の肩へ近藤が腕を回し顔を寄せた。
「ありがと。昼、スゲー楽しみにしとく」
「……うん」
近藤の屈託のない声色にはにかみ、顎を突き出すように土方は小さく頷いた。
----
うん、失敗。
●拍手ありがとうございます!
凄くありがたいです。温泉上がりに「うぃー」って言いながらキンキンに冷えたビール飲んで近土話とか一緒にしたいです!
が、黄金のツンデレならば近土でもやってみようじゃないか。
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「近藤さん、コレ、頼まれてた弁当作ったから」
ジャンケンに負けた次の日の朝、土方は煙草を吸いながら近藤の部屋へ現れた。手にはちゃんと弁当の包みを持っている。
「ラッキー! マジで!? やったーホントありがとな」
受け取った近藤が相好を崩し、土方の髪をくちゃくちゃとかき回すように撫でた。
「大したモンじゃねェよ」
乱されたままの髪で照れたようにそっぽを向き、煙草を吹かす土方の、白い肌が赤らんでいる。その様子にますます楽しげな表情を浮かべた近藤は、大きな手の平の上に弁当箱を乗せ、あっさり包みを開いた。
「うっわスゲッ。超うまそう!」
その言葉に土方が振り返った時には、近藤は既に唐揚げをひとつ摘んで口に放り込んでいる。
「あっバカ!」
土方が叫ぶのと近藤の目が見開かれたのは、同時だった。
口をもごもごさせながらびっくり眼で自分を見つめる近藤を、土方が軽く睨む。
「……自然解凍。それ、昼前までは凍ってると思うし」
できあいの冷凍食品詰めただけなのがバレたかな、と多少決まり悪く思っていると、近藤がようやく口の中のものを飲み込んだ。
「びっくりしたー。スッゲー冷たいの。でもうまかった。こっちは?」
言いながらカップに入ったきんぴらを一筋摘んだ近藤は、食べる前にその指先の冷たさから、こちらも冷凍と気付いたが、構わず綺麗に切り揃えられた摘んだごぼうを口に運ぶ。
「うまいよ」
「……そうか、そりゃよかった」
短くなった煙草の火種を灰皿で押し消していると、近藤は弁当の蓋を閉じ、丁寧に包み直した。
「玉子焼きはお前だろ?」
近藤の声が弾んでいる。綺麗に渦が巻けず、ただ折り畳んだだけの不恰好な玉子焼きになった。さすがにそれは一目で素人作と判ったのだろう。
「……マヨかけるの、やめといたし」
近藤の嬉しそうにニヤ付いた顔に、土方が照れて言い訳めいた言葉を口にする。
「うん」
近藤の目がますます輝いた。
「玉子焼き位なら見様見真似って思ったけど、考えりゃちゃんと見た事ねェし」
「うん」
早口でぼそぼそと呟いていた土方が、口を噤つぐむ。
「……」
黙り込んだ土方の肩へ近藤が腕を回し顔を寄せた。
「ありがと。昼、スゲー楽しみにしとく」
「……うん」
近藤の屈託のない声色にはにかみ、顎を突き出すように土方は小さく頷いた。
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うん、失敗。
●拍手ありがとうございます!
凄くありがたいです。温泉上がりに「うぃー」って言いながらキンキンに冷えたビール飲んで近土話とか一緒にしたいです!